[熊本]ユニークプロジェクトの阿蘇復興への道が「語り部」を実施しました

東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトの阿蘇復興への道が8月20日、27日、9月1日に「語り部」を実施しました。

本企画は “熊本地震で被災した現場で震災当時の様子を知っていただく”ことを目的に実際に現地にて徐々に復興していく被災地を体感していただくと同時に、いまだに震災の記憶が残っている場所や残された課題、また、もと通りになったように見えて残る傷を伝えています。今回は青山学院大学と神戸学院大学より依頼を受け実施しました。

20・27日の青山学院大学対象の語り部では黒川地区や本学阿蘇キャンパス(熊本県南阿蘇村)周辺の学生村を歩きながら震災以前の暮らしや震災当時の状況説明を行いました。また、状況比較などのために震災前の写真や震災直後の写真を使うことにより、参加者によりリアルに当時のことを伝えました。1日の神戸学院大学は初めて語り部に参加しましたが、あいにくの雨のため歩きながらの語り部から長陽駅の店舗にて写真のみを使用した語り部を実施しました。

参加者からは「今まで熊本地震について知らないことが多かったが、実際に被災地を周りながら聞くことでより重みを感じ、深く考えることができた。」などの声を聞けました。

プロジェクトメンバーの河田篤典さん (農学部 応用植物科学科3年次生)は「青山学院大学は毎年熊本へ来訪を続けて下さり、しっかり後輩たちにも繋がりなどを引き継いでいるのだなと改めて感じました。語り部の方は初めて南阿蘇に来てくれた青山学院大学の人がいたため、できるだけわかりやすいように比較しながら話しました。神戸学院大学さんは今回初めて語り部に参加して下さいましたが、雨が強く長陽駅にて、写真を見せながらの語り部を実施しました。冬も熊本来てくれるそうなので、その際はもっと上手く語り部をできるように頑張ります。両校共に語り部後には一緒に阿蘇観光を行い、交流を深めることができました。」と振り返りました。

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