[湘南]TDSTが「IWRC2019安全・信頼性講習会」を実施しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai Dream Space Team(TDST)が9月22日に本学湘南キャンパス(神奈川県平塚市)にて「Intelligent Water Rocket Competition 2019 (IWRC2019) 安全・信頼性講習会」を開催しました。本企画は9月8日に開催された「IWRC競技説明会」に続き4日日程の2日目の企画となります。

今回は参加者の方々にIWRC2019の重要な審査内容の一つである”安全・信頼性対策についての理解を深めていただく”ことを目的に実施されました。

当日は協賛企業である有人宇宙システム株式会社安全開発保証部大賀公二氏・菊地正子氏によるものつくりにおける安全面の配慮の徹底などを考える『安全・信頼性講習会』が行われ、「設計とは、安全の定義、安全に対する考え方、信頼性の定義、信頼性に対する考え方、リスクアセスメントである。」と講師らが講義をした後、実際に”リスクマネジメント”について各チームで考えるワークショップが行われました。次に有人宇宙システム株式会社山口孝夫氏による、チームで開発する際に必要になる”コミュニケーションスキルの強化”について講演していただきました。山口氏は「コミュニケーションスキルの強化とは、目的意識をもって情報を収集すること、5W1Hで情報を整理すること、4つの原則で情報を伝えること、伝えるときはアサーションを意識すること。」と参加者に語りかけました。

参加者からは「他チームが考えたリスクアセスメント方法も知れて良かった。また危険要因に対して起こりうる事故がたくさんあると実感し、それをメンバーで共有出来たのは良かったと思う。滅多に会えない方が講演してくださり貴重な時間であった。」といった声が上がりました。

プロジェクトメンバーの天野由紀子さん(工学部精密工学科2年次生)は「講師の方が参加者と一緒になってリスクについて考えているのを拝見して、運営側は参加者になったかのようにとても嬉しい気持ちになりました。まだ運営については反省点がたくさんありますので、メンバー全員で成長したいと思いました。」と振り返りました。