[高輪]ロボPが「プログラミングを日常生活で活かそう プログラミング学習授業」に協力しました

東海大学チャレンジセンター・ユニークプロジェクトのロボPが10月15日に新座市立片山小学校(埼玉県新座市)にて「プログラミングを日常生活で活かそう プログラミング学習授業」に協力しました。同校より依頼を受け総合的な学習時間の一環とし”プログラミングの楽しさと日常生活で活かせることを知ってもらう”ことを目的に、今回で4回目の開催となります。

今回は5年生3クラス85名の児童を対象に授業を実施。最初に『アイデアソン』(※)を児童とメンバー合同で行い、日常的な事柄に関係したテーマについて、児童が問題を考え、その解決案としてプログラミングを活用したアイデアを発表するグループワークを行いました。メンバーはグループワークをサポートし、児童らはホワイトボードとポストイットを使用し、積極的に自分の考えを出す様子が見られました。

次にmicro:bit(※)を使用し、児童が考えたアイデアを形にしていくプログラミング体験を実施。発表時間では各グループで出たアイデアや実際に作成したものを発表し、学習の理解を深めました。

参加した児童からは「印象に残ったのはプログラミングでmicro:bitの角度を変えると光ったことです。自分たちの考えたことが社会に役立つと良いなと思いました。」などの感想が上がりました。

プロジェクトメンバーの宮本大さん(情報通信学部情報メディア学科4年次生)は「今回のイベントでは小学生が主体となってアイデアを出し合い、それを形にするという内容でした。大人でも苦手とする内容で当初は”十分にアイデアが生まれるだろうか、アイデアをまとめ上げて形にして発表までスムーズにもっていけるだろうか”などの不安もありましたが、小学生たちの柔軟な発想もあり無事成功することができました。プログラミングを手段として捉え、活用するという目的を達成できたのではないかと思います。」と振り返りました。

※アイデアソン・・・テーマに対してブレインストーミングなどを活用しながらアイデアを発案し発表する。

※micro:bit(マイクロビット)・・・プログラミングして操れる小さなコンピューター。25個のLED、2個のボタンスイッチのほか、加速度センサーと磁力センサー、無線通信機能が付いている。

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