[湘南]第22回チャレンジセンターセミナー「4つの力 強化セミナー」を開催しました

東海大学チャレンジセンターでは12月10日に湘南キャンパスで、第22回チャレンジセンターセミナー「4つの力 強化セミナー」を開催しました。現代社会では、大学で学ぶ専門知識のほか、コミュニケーション力や課題解決力等が求められており、本学では、このような能力を「4つの力(自ら考える力・集い力・挑み力・成し遂げ力)」と表現しています。今回のセミナーでは、設計・開発・研究を中心にしたものづくりとコンサルティングを行う(株)VSNの細見篤氏と髙木駿太氏が登壇し、4つの力の身につけ方について解説しました。当日は湘南キャンパスをメーン会場に高輪・清水・伊勢原・熊本・札幌の各キャンパスをテレビ会議システムでつなぎ、学生や教職員ら約150名が聴講しました。

セミナーの冒頭では、現代教養センターの成川忠之所長が、「本センターでは、各プロジェクトに対して活動目標を決めてもらっています。メンバーは、それぞれの目標を成し遂げようと日々活動していますが、本センターが目指しているのは活動を通してさまざまな経験をしてもらいながら、学生たちに成長してもらうことです。今日の講演内容を今後の活動だけでなく、日ごろの学生生活や卒業後にも生かしてください」とあいさつしました。その後、細見氏と高木氏が登壇し、それぞれの経歴や会社の概要を説明。細見氏は、「私は2018年度までチャレンジセンターの東海大学学生ロケットプロジェクトで活動していました。皆さんもプロジェクトを運営していくに当たり、必ず問題にぶつかることがあると思います。そんなときはリーダー1人で考えるのではなく、プロジェクト全体で問題解決能力を高めることができれば、活動の質が向上すると思います」と話しました。続いて、細見氏は、「4つの力を身につけるためには、学生時代にさまざまな経験をしておくことが重要であり、チャレンジセンターのプロジェクト活動はそれぞれの力の育成に適しています」と語りました。また、プロジェクト活動を円滑に進めるために必要なこととして、「計画と役割分担」「報告・連絡・相談の徹底」「プレゼンテーション能力」「問題解決能力」「世代交代の引継ぎ」などを挙げました。その後、プレゼンテーションの際に重要なアイコンタクトや姿勢について話したほか、問題解決の道筋を決めるロジックツリーの考え方について説明しました。

閉会のあいさつでは、本センターの岡田工センター長(現代教養センター教授)が登壇し、「2月には、各プロジェクトの1年間の成果を発表する最終報告会も実施します。ぜひ今日聞いた内容を実践してそれぞれの取り組みをよりよい形で伝えてください」と話しました。

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