「商品開発プロジェクト」が焼津市にマグロかるたを寄贈しました

清水校舎で活動する東海大学スチューデントアチーブメントセンター・チャレンジプロジェクト「商品開発プロジェクト」が、このほど静岡県焼津市に自作の「マグロかるた」を寄贈。7月7日にメンバーが焼津市役所を訪れて、森川颯一朗さん(海洋学部水産学科3年次生)と高木海さん(同)が同市の羽田明夫教育長に39セットのかるたを贈呈式にて手渡しました。

本プロジェクトでは地元で愛される静岡県産のマグロを広くPRすべく、2021年春にマグロかるたの制作を開始。静岡市民にSNSやポスターでマグロに関する知識や情報を含んだ読み札の文章を募集し、絵札のイラストを県立駿河総合高校の生徒に依頼するなど、地域と連携しながら、今年2月に完成させました。7日の贈呈式では、森川さんと高木さんが制作工程や読み札の文章、絵札のイラストを説明。羽田教育長は、一枚一枚を手にとりながらメンバーに感謝を伝え、「寄贈していただいたかるたは市内の小学校や児童クラブに配布します。焼津市は魚の町なので、かるたを通じてマグロに興味を持ってもらうことは、地元地域を愛してもらうことにもつながります」と話しました。

森川さんと高木さんは、「子どもたちに楽しみながらマグロの魅力を知ってほしいと考えていたので、小学校などに配ってもらえると聞いてとてもうれしい」と口をそろえ、本プロジェクトのアドバイザーを務める浅川倫宏准教授(海洋学部)は、「マグロかるたは静岡市内の小学校にも配布されており、学生たちは自分たちが作ってきた商品や製品が配られることで、日々やりがいや喜びを感じています。今後も地域連携を深めながら、将来につながる貴重な経験を積み上げてほしい」と話していました。