湘南キャンパスの吹奏楽研究会が10月25日に、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館で開催された全日本吹奏楽コンクール・大学の部に出場し、3年連続11度目となる金賞を受賞しました。東京都代表として出場した同研究会は、常任指揮者である福本信太郎氏のタクトで課題曲Ⅰ『祝い唄と踊り唄による幻想曲』(杉山義隆作曲)と自由曲『「スペイン奇想曲」より アルボラーダ、情景とジプシーの歌、アストゥーリアのファンダンゴ』(ニコライ・リムスキー・コルサコフ作曲)を演奏しました。

自由曲は、6月に同研究会が開催した演奏会「DREAM CONCERT」で披露した楽曲の一つでした。学生指揮者の松﨑桂大さん(工学部4年次生)は、「ホールへの音の響き方もよく、“今年度のメンバーには明るく楽しいイメージの楽曲が合っている”と、指導してくれている先生方に推薦してもらいました」と振り返ります。「コンクールメンバーでオーケストラ編成の原曲を聴き、弦楽器のパートをクラリネットなどの管楽器で表現するなど工夫し、吹奏楽編成の演奏に落とし込みました。また課題曲と自由曲は日本とスペインの民謡がテーマになっているので、それぞれの雰囲気の違いを表現できるよう意識しました」と振り返ります。
主将の堀野靖興さん(同)は、「主将になってから約1年間、同期や下級生の関係性をより深くしようと積極的なコミュニケーションを心がけ、幹部メンバーとともにチームを運営してきました。大会前には、コンクールメンバー以外の学生が手作りの横断幕や合唱などで送り出してくれて、チーム一丸となって当日に臨めました。表彰式の瞬間は、4年間の集大成となった大会で金賞を取れてうれしいと思うと同時に、連続受賞の記録を継続できてホッとしました」と笑顔を見せていました。
同研究会では12月25日(木)に東京都・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で、「第64回定期演奏会」を開催いたします。詳細は下記URLよりご確認ください。
https://www.instagram.com/p/DQqXZwFCaby/
なお同コンクールでは、10月19日に栃木県・宇都宮市文化会館で開かれた高校の部に、付属校から3校が出場。付属大阪仰星高校が初の金賞に輝き、付属高輪台高校が銀賞、付属札幌高校が銅賞を受賞しました。

