第1回東海大学技術関連職員研修会を開催しました

湘南キャンパスで2月19日、第1回東海大学技術関連職員研修会を開催しました。各キャンパスで技術関連業務に従事している職員を対象に、キャンパス間の相互理解を深め、今後の連携につなげることを目的として初めて実施したものです。当日は、湘南、伊勢原、静岡、九州の各キャンパスから約40人が出席しました。

当日は、まず学長室(研究推進・産学連携担当)の中島孝部長(情報理工学部教授)があいさつし、「本学は、北は札幌から南は熊本まで7キャンパスを有し、約80名の技術職員が教育と研究の両輪を支える重要な役割を担っています。技術職員の皆さんの専門技術向上とともに、本研修会を通じて互いの業務に関心を持ち、連携を強めることで学園全体の活性化につなげていただきたい」と期待を寄せました。

続いて、各キャンパス、部署の代表者が業務内容を紹介。湘南キャンパスからは機械加工業務について紹介があり、フライス盤やマシニングセンタ、旋盤、ワイヤ放電加工機などを用いた平面加工から複雑な3次元加工まで幅広く対応していることが報告されました。札幌キャンパスの担当者は航空機欠航の影響で欠席となったため代読での発表となりましたが、少人数体制で各専門分野を支えている現状や、将来を見据えた体制整備の必要性について言及がありました。阿蘇くまもと臨空キャンパスにおける分析機器の管理・運用状況の報告では、アミノ酸分析装置やガスクロマトグラフ質量分析装置、高速液体クロマトグラフィーなどを活用し、年間多数の分析依頼に対応していることが紹介されました。

静岡キャンパスは海洋科学博物館での業務を紹介し、資料収集や展示飼育、教育活動、調査研究など多岐にわたる活動について報告。伊勢原キャンパスからは生命科学統合支援室の活動について発表し、研究支援や共同利用施設の運営を通じて年間約2000件の研究支援に対応していることが報告されました。また、湘南キャンパスの各共同利用施設やイメージング研究センターの運営状況、さらに授業実習支援業務を代表してコンクリート実験に関する専門的な取り組みも紹介されました。

後半は、グループに分かれてディスカッションを実施。キャンパス間での情報共有と協力体制の構築について議論を交わした結果を代表者が発表。「継続的な情報交換の場が必要」「高額な分析機器や工作機械の連携利用、電気系技術者による測定アドバイスの提供」「各キャンパスが有する実験機器に関する情報共有や装置故障時の部品製作における連携、各キャンパスの実験室における安全意識の向上」など具体的な連携策が上がりました。最後に学長室(研究推進・産学連携担当)の木村真人次長が総括し、「本研修会実施の背景には、2024年度まで取り組んできた日立ハイテクグループとの共同事業による各キャンパスに分散する研究装置の有効利用に向けた取り組みがあります。また翌日に、本学の全体の研究交流イベントである『TOKAI Research ColLab 2025』が開かれることもあり、各キャンパスの技術職員が直接集まり、顔を合わせて情報を共有する機会にしたいと発案されました。継続的に実施して、有意義な会にしていければ」とまとめました。