湘南キャンパスのキャンパスライフセンター・インクルージョン推進室では4月2日に、国連が制定した「世界自閉症啓発デー」に賛同する職員がシンボルカラーの青色を身につけて勤務しました。世界自閉症啓発デーは2007年の国連総会で決議され、自閉スペクトラム症(ASD)をはじめとする多様な発達障がいへの理解を深めるイベントの開催や、ランドマークのライトアップなどが世界各地で行われています。東海大学にもASDの学生が在籍していることから、日ごろサポートにあたるインクルージョン推進室の職員たちが取り組みに参加しました。

当日は、オフィスがある8号館にポスターを掲示したほか、職員が青色の服などを身につけて業務にあたりました。専門コーディネーターとして学生の支援を担当する青木真純准教授(現代文明論センター)は、「インクルージョン推進室では、湘南キャンパスに在籍する多様な学生が修学するために必要な環境調整や支援に関する相談、合理的配慮の申請などを受け付け、学生と大学をつなぐ役割を担っています。東海大学には現在ASDの学生が数十名在籍していますが、その特性や必要な支援についての知識はまだ一般的ではないことから、多くの学生や教職員の方に知ってもらいたいという思いで今回の啓発活動を実施しました。ASDの特性があっても、支援を受けることでパフォーマンスを最大限に発揮し、各学部学科で専門的な知識を学ぶことができます。そのための環境を構築することが私たちの役割ですが、先生方や関連する部署の職員の方々との連携がなければ成り立ちません。多様な特性のある学生それぞれに必要な支援や配慮を届けるためにも、こうした啓発活動を定期的に実施していきたいと考えています」と話しました。