【ラグビーフットボール】 開催日:2014年12月27日
第51回全国大学ラグビーフットボール選手権大会、前半の大一番となるセカンドステージ第三戦が12月27日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、東海大学ラグビー部”SEAGALES”は早稲田大学と対戦し、14-10(前半7-5)で勝利し、2年ぶりとなる1月2日の準決勝進出を決めました。
両校ともにプールDのリーグ戦を2戦2勝とし、この第三戦が両校にとって、そして最後のシーズンとなる四年生にとっても進退を賭けた乾坤一擲の大勝負になりました。
晴天に恵まれ風もほとんど無い中、先ず先制したのは東海大学。前半7分に敵陣ゴール前のラックから7番・藤田貴大(体育学部3年)が持ち出しトライ。野口大輔(体育学部3年)のゴールキックも成功し7-0とリードを奪う。
その後、両校ともに相手反則からのペナルティゴール(PG)を外すなど好機を逃す場面が続くが、30分に早稲田がトライを決めて7-5と2点差に詰めよる。
後半に入ると16分、18分に早稲田側にPGの機会を許すがともに失敗。しかし20分に素早い展開からトライを決められ7-10と逆転を許す。残り20分での逆転でも、主将の林大成は「焦りは無かった。残り20分あれば逆転できる」と、自分たちの力を信じ我慢の時間が過ぎると、迎えた33分に敵陣22m付近のラックから最後は石井魁(法学部3年)に繋ぎ逆転のトライをあげる。さらに野口(大)のキックも決まり14-10と突き放す。
残り時間の5分間も早稲田大学に攻め込まれるが、ラスト40分に自陣22m付近から井波が早稲田FBの選手をライン外に押し出す値千金の好タックルを見せ、最後は野口(大)が外に蹴りだし試合終了。
この勝利で3戦3勝で文句なしのプールD組1位が確定し、1月2日に同じ秩父宮ラグビー場で行われる準決勝進出が決定しました。さらに東海大学ラグビー部としては、史上初めて伝統校の早稲田大学に公式戦初勝利を飾るおまけもつきました。
準決勝の東海大学関係者の入場券申し込み方法は、ホームページ「東海スポーツインフォメーション」をご覧ください。
1月2日は「第91回東京箱根間往復大学駅伝競走」と同日となりますが、ラグビー部と陸上競技部ともに東海大学へのご声援をお待ちしております。