学園オリンピックが開幕しました

【センターからのお知らせ】 開催期間 : 2014年08月06日 ~ 08月08日

学園オリンピックが開幕しました

東海大学の伝統行事である「学園オリンピック第49回スポーツ大会」が8月6日開幕しました。

学園オリンピックは8日 までの3日間に付属全14校の高校生2500名が集い、9種目(バレーボール、バスケットボール、柔道、剣道、サッカー、ソフトテニス、バドミントン、卓 球、陸上競技)を競っていくほか寝食も共にするなど、全国の付属校生同士で交流を図れる機会となっています。

本日は台風や豪雨などの影響から交通機関の乱れも懸念されましたが、全校が15時からの開会式に集合することができました。

本大会より開会式の会場がこれまでの陸上競技場から2号館大ホールに変更されました。これは近年の猛暑による熱中症や脱水症状への対応策をとるためですが、長年続いてきた入場行進による各校の特色が出るパフォーマンスが見られなくなるのはチョッピリ残念です。
今年は各校から選出された旗手が1名、司会からの各校紹介を受けながら登壇するなど新たな形式となりました。

開会式は実行委員長の今村修先生(体育学部長)より開会宣言がなされた後は、大学・付属校すべての学園の代表曲である「建学の歌」斉唱。そして前年度男女優勝校からの優勝旗返還とつづきました。

大会会長挨拶では松前義昭副総長より「(建学の精神のひとつである)”若き日に汝の体育を養え”以外にも付属校生同士の交流に活かして人間的深見を伸ばしてほしい」と競技だけに集まったのではないぞ、と高校生に強調されました。

選手宣誓では、各高校旗手が松前大会会長を中心に半円形に集合し、宣誓者の斎藤拓仁君(付属相模高校2年)の力強い声が響き渡りました。今大会には望星学塾などの国際交流によりグアム・ハワイ・カナダ、UAEのチームが柔道競技に参加します。

学 園オリンピックは来年で50回を迎えます。半世紀の歴史を生んできた数々の歴史を今回、初めて橋本敏明学園史資料センター長が1962年の湘南校舎1号館 落成式をはじめ第1回学園オリンピック(1964年)など貴重な映像や写真を見ながらその歴史について紹介されました。

また、2020年 の東京オリンピック開催が昨年決まり、松浪稔教授(体育学部スポーツレジャーマネジメント学科)より「オリンピックの理念と東海大学」の題で、近代オリン ピック創立者のピエール・ド・クーベルタン男爵と講道館柔道創設者で日本体育の父と呼ばれる嘉納治五郎先生、東海大学創立者・松前重義博士と共通して、ス ポーツにおける世界平和を提唱していたことを分かりやすく説明しました。

最後に全体の運営を担う体育学部スポーツレジャーマネジメント学 科の学生が、期間中の食事・入浴・洗濯方法などを連絡するオリエンテーションや、付属校高を卒業し現在東海大学の体育会クラブで活躍する先輩達からのメッ セージビデオを上映するなど新たな試みが盛りだくさんの開会式となりました。

学園オリンピックが開幕しました

学園オリンピックが開幕しました

学園オリンピックが開幕しました

学園オリンピックが開幕しました