プロ野球ドラフト会議で5選手が指名されました

【硬式野球】 開催日:2012年10月25日

プロ野球ドラフト会議で4選手が指名されました

10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議において、東海大学硬式野球部の菅野智之選手が読売ジャイアンツから1巡目で、伏見寅威選手がオリックス・バファローズから3巡目で、坂口真規選手が読売ジャイアンツから5巡目で指名を受けました。また、九州東海大学を2007年度に 卒業した山中浩史選手(Honda熊本)が福岡ソフトバンクホークスから6巡目で、旭川キャンパスを2010年度に卒業した原大輝選手(信濃グランセローズ)がオリックス・バファローズから育成1巡目で指名を受けました。

湘南キャンパス17号館ネクサスホールで行われた記者会見では、菅野選手が「今自分がここにいるのも自分一人の力ではなく、監督や部長、大学のチームメイトの存在があってこそ。本当の勝負はここからだと思うので、気を引き 締めて頑張っていきたい」と意気込みを語りました。また伏見選手は、「指名されてホッとしています。プロは厳しい世界だと思うので、もっともっと努力して 勝てるキャッチャーになりたい」と話し、坂口選手は、「指名されて光栄です。先輩方についていって、存在感をアピールしたいと思います」と語りました。

<菅野選手代表質問>
Q.1
率直な感想は?
A.1
小さいころからの夢であった球団に入れることになり嬉しいです。あまり口にはしてこなかったが、この1年間は本当に辛いなと思うことが沢山あって、心が折れそうになった時もあったんですけど、今日この一日で報われたような気がします。
Q.2
今日、朝起きてから指名を待っている瞬間までどんな気持ちで待ちましたか?
A.2
昨日の夜から全然眠れなくて、常に頭の中にドラフト会議という言葉がよぎって、何も手につかない状態だったんですけど、本当に嬉しいなという気持ちしかないです。
Q.3
そして、球団が確定した瞬間、自分の頭の中どういった事がかけめぐりましたか?
A.3
今ここに僕がいるのも、自分ひとりじゃなくて、横井監督をはじめ宮崎部長、東海大学、そして東海大学のチームメイトがあって、今ここに自分がいると思っています。言葉では感謝の気持ちを伝えきれないんですけれど、本当の勝負はここからだと思っているので、よりいっそう気を引き締めて、これから頑張っていきた いです。
Q.4
去年の10月27日、それから約1年が経ちましたが、その中で自分が一番成長したなと思うところはどこですか?
A.4
技術的な面は来年以降になってみないと判らないと思う部分が多いと思うんですけど、色々な角度から野球を見させてもらって、自分も大学の野球部の一員だという意識を常に持っていたので、後輩を指導したりとか、野球感がすごく変わったなと思います。
Q.5
この一年間で辛かったと思うことも沢山あったと思いますが、何が一番辛かったですか?
A.5
目先の目標が無くて、何かずっとゴールの見えないトンネルの中を走っているような感じもしましたが、それでもやっぱり僕の中にある大きな夢があったので、それに向けて頑張ろうという、支えてもらった人たちに恩返ししようという一心で頑張ったんで、今思うと辛かったことも沢山ありますが、こんなに頑張ってきて良かったなと思います。
Q.6
これから交渉に入るわけですが、”叔父さん”から”監督”に変わります。その部分についてはどのように思いますか。
Q.6
それも僕の夢の中のひとつなので、こういう立場に僕がいるのも叔父さんのおかげであると思っているので、少しでもチームの力になれるように、活躍することが何よりも恩返しになると思うので、そういう気持ちを忘れずに頑張っていきたいです。
Q.7
今まさに夢のステージへ一歩近づいたわけですが、どういった選手になりたい、目標とする選手はいますか。
A.7
具体的な選手はいないんですけど、小さい子供たちに夢を与えられるような、野球選手だけじゃなくて、ひとりの人間としても一流になれるように、そういう目標をもってやっていきたいです。
Q.8
今巨人と交渉を進めていくわけですが、対戦してみたいバッターはいますか。
A.8
今までテレビで見ることしか出来なかった世界なので、そこまで考えていないですけど、同世代に負けたくない気持ちは常に持っているので、そこから挑戦していきたいなと思います。

プロ野球ドラフト会議で4選手が指名されました

<写真左:菅野選手 写真中央:伏見選手 写真右:坂口選手>

会場の様子

会場の様子