全日本選抜柔道体重別選手権で東海大勢5選手が優勝しました

階級ごとに柔道の日本一を競う平成27年全日本選抜柔道体重別選手権大会が、4月4、5日に福岡国際センターで開催され、東海大学からは卒業生を含め男子20選手、女子6選手が出場。男子では100㎏級の高木海帆選手(体育学部卒・日本中央競馬会)、90kg級のベイカー茉秋選手(体育学部3年次生)、73kg級の橋本壮市選手(体育学部卒・パーク24株式会社)、女子では78kg超級の田知本愛選手(同・ALSOK)と70kg級の田知本遥選手(同)が優勝しました。

高木選手は決勝で熊代佑輔選手(大学院体育学専攻修了・ALSOK)との同門対決を指導の差で優勢勝ちし初優勝。「初めての対戦だったので難しい試合でした。応援してくださった方に感謝しています」と語りました。ベイカー選手は、昨年の同大会決勝で敗れたこちらも同門の吉田優也選手(体育学部卒・旭化成)と再戦。「もう絶対に負けないという気持ちで臨みました」というベイカー選手が有効を奪い、初優勝を飾りました。橋本選手は土井健史選手(ダイコロ)との決勝戦に臨み、延長戦で指導を奪って勝利し、「どうしても結果を出したい試合だったので、初優勝できてよかった」と話しました。

また、田知本愛選手は稲森奈見選手(三井住友海上)との決勝を優勢勝ちし、「ずっと勝ちたい大会で初優勝できてうれしい」と喜びを爆発させました。「1戦1戦を集中して戦えた」という田知本遥選手も、新井千鶴選手(三井住友海上)を指導の差で下して3年ぶり2度目の頂点に立ち、姉妹での優勝を果たしました。

なお、大会終了後に行われた全日本柔道連盟の強化委員会で、今年8月にカザフスタン・アスタナで開催される 2015年世界柔道選手権大会の日本代表選手が協議され、本学の学生および卒業生からは100kg級の羽賀龍之介選手(大学院体育学専攻2年次生・旭化成)、ベイカー選手、73kg級の中矢力選手(同・ALSOK)が代表に選出されました。