第64回関東大学バスケットボール選手権大会の結果

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昨年初優勝を果たした春の関東大学選手権大会。

決勝戦の相手は2年連続で筑波大学との対戦となった。

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昨年の全日本大学選手権大会の決勝戦では筑波大学に敗れているだけに、雪辱を果たすべく試合に臨んだ。

試合は、ベンドラメのアシストから小島がゴール下で得点を決めスタートする。序盤には頓宮がファウルトラブルでベンチに下がったものの、頓宮が「控えもしっかりと仕事をしてくれたので安心した」と振り返るように、大矢孝太朗(体3)がしっかりとカバー。一方の筑波大は馬場雄大選手と杉浦佑成選手を中心に得点を重ねる。第1ピリオド終盤には三ツ井利也(体3)の連続得点で15-14。1点差で第1ピリオド終了。
 第2ピリオドは序盤からディフェンスが冴え渡る。堅守から流れを作ると、三ツ井の3Pシュート、ベンドラメのバスケットカウントで相手を引き離す。三ツ井や頓宮が積極的にリバウンドに食らいつき、開始4分間筑波大を無得点に抑える。終盤には小島のアシストから三ツ井の3Pシュートが決まると、ベンドラメの速攻で36ー27。9点リードで前半を終える。

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ベンドラメの速攻から始まった後半、小島のアシストから卜部が得点すると、リバウンドでつなげていく。筑波大杉浦選手の3連続3Pシュートが決まるものの、頓宮のゴール下の得点で追随を許さない。第3ピリオド後半には、三ツ井がこのピリオドだけで3本の3Pシュートを決めると、6041。リードを広げ最終ピリオドへ。
 第4ピリオド、筑波大はバスケットカウントや速攻で追いかけるも、東海大は寺園脩斗(体3)や伊藤達哉(体3)らガード陣の堅守で流れを渡さない。ベンドラメの速攻や三ツ井のゴール下も決まり、終盤には、今野駿(体4)の優勝に花を添える3Pシュートが決まり、7864で勝利。2年連続2度目の関東トーナメント優勝を果たし、選手たちは笑顔で健闘を讃えあった。

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試合後、陸川章監督(体育学部教授)は、「ディフェンスにこだわった結果がついてきた。ディフェンスを崩したくないというのは信念でもあったのでよかった」と振り返る。5本の3Pシュートを決めた三ツ井は、「全日本インカレで悔しい思いをしていたので、やってやろうと思っていた。緊張はなく、リラックスしてできた。初戦からシュートタッチがよくて、今日はそれがサプライズのように決まった」と笑顔で話した。小島は三ツ井の活躍に「試合に出る・出ない関係なく全員がしっかり準備していた結果がつながった」と後輩を讃えた。
 昨年まで主力を務めていた選手が卒業し、けがで橋本晃佑(体4)と中山拓哉(体3)を今大会では欠き、経験は浅く若いチーム。しかし4年生が経験の浅い下級生を引っ張り、安定感の増した3年生がしっかりと仕事をこなした。下級生も強気でそれについていった。全員で掴んだ2連覇だった。主将のベンドラメは、「ディフェンスで相手を抑えられたことが点差にも表れたと思う。しかし、現状に満足せずこれからもやっていきたい」とすでに先を見据えている。今後は6月の関東大学新人戦で下級生が経験を積み、夏の合宿を乗り越え、秋には盤石な体制のチームがコートに戻ってくる。(東海スポーツ編集部:高舘)

■最終順位■

優勝 東海大学

準優勝 筑波大学

3位 法政大学

4位 明治大学

5位 拓殖大学

■表彰■

最優秀選手賞

#0 ベンドラメ礼生(体育学部4年)

優秀選手賞

#1 小島元基(体育学部4年)

#45 頓宮裕人(体育学部4年)

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