札幌キャンパスの男女ハンドボール部が、5月14日から30日まで行われた北海道学生春季リーグ戦2部に出場。男女ともに創部初の1部昇格を決めました。女子は5勝1敗で初優勝、男子は4勝1敗の2位で入れ替え戦に進み、旭川医科大学に33-25で勝利し、1部への切符を手にしました。
女子は島崎百恵監督(国際文化学部助教)が、「チームの要」と太鼓判を押す松元志帆選手(国際文化学部4年次生)が得点王を獲得。松元選手は、「チームメートのおかげです。今季の昇格を逃したら次はないという思いでみんなが必死に戦った結果」と話します。さらに、勝負所で得点力を発揮した内山愛也香選手(同)が優秀賞を獲得。2人を中心にした安定した戦いぶりで優勝へと駆け上がりました。
一方の男子は、リーグ戦に向けて「速攻」をテーマに練習を積んできました。初戦で札幌国際大学に敗れたものの、その後は4連勝。得点王を獲得した主将の長崎航選手(同)は、「周りを生かそうとプレーを続けた結果、意識もしなかった賞を獲得できた」と振り返ります。島崎監督は、「1部に昇格するだけの力は持っていました。初心者もいるチームですが、リーグ戦に向けて全員がしっかりとした準備をしてきた結果です。まだまだ強化する点はありますが、何よりもハンドボールの楽しさをもっと知ってほしいです」と話しました。
初めての1部となる秋季リーグ戦では、男女ともに上位2校に入り、全日本大学選手権大会の出場権獲得を目指します。