栗山監督率いるおりひめジャパン リオ五輪への挑戦始まる

日本代表女子ハンドボールチーム(愛称:おりひめジャパン)を率いる栗山雅倫監督(体育学部准教授)は、10月20日に日本・愛知県で開幕するリオデジャネイロオリンピック・ハンドボール競技女子アジア予選において、1位のみに出場権が得られる厳しい戦いに22名の代表選手・スタッフとともに挑みます。

モントリオール・オリンピック以来、40年ぶりの出場を期す女子ハンドボール日本代表は、2012年新監督に栗山監督を迎え入れ今季で3年目を向かえました。昨年はアジア競技大会で5カ国において争うB組を全勝で勝ち進むも決勝では最大のライバル韓国に敗れました(19-29)。

2019年には日本で世界選手権大会が初めて開催されることが決定し、翌年には東京でオリンピックも開催されます。ここでアジア1位通過となり、次なるステップアップへと繋げられるかが注目されます。

■栗山監督インタビュー記事はこちらから

栗山監督は、2012年10月から日本代表監督に就任し、代表のレベルアップを目指し様々なことに取り組んできました。「自立した逞しい選手づくりのため、判断トレーニングとコンタクトフィットネスの向上にエネルギーを注ぎました。」と語ります。

アジア予選は韓国を含む5カ国総当りのリーグ戦で行われ、1位のみが出場権の獲得となり、2位は世界最終予選へ回ります。厳しい戦いになることは予想されますが、”逞しく”戦い、五輪出場権を獲得してくれることが大きく期待されています。

おりひめジャパンの愛称は「ハンドボールは7人でやる。おりひめも七夕の7で、天の川を世界に向けて駆け抜けたい」と発表時に名前の由来が説明されています。 22名の選手の中には、相澤莉乃選手(2008年度/体育学部卒)と川村杏奈選手(2010年度/体育学部卒)2人の本学卒業生も選出されています。

☆東海大学卒業生選手
№21 相澤 莉乃 Aizawa Rino
ポジション RW:ライトウイング
所属 オムロン
2008年度体育学部卒

№26 川村 杏奈 Kawamura Anna
ポジション CB:センターバック
所属 ソニーセミコンダクタ
2010年度体育学部卒

☆おりひめジャパン試合日程
リオデジャネイロ・オリンピック ハンドボール競技女子アジア予選
10月20日(火) 19:00 VSウズベキスタン(UZB)
10月21日(水) 19:00 VS中国(CHN)
10月24日(土) 16:00 VSカザフスタン(KAZ)
10月25日(日) 16:00 VS韓国(KOR)
会場:愛知県体育館

☆チケットについて
アリーナ席(土・日のみ):3500円
一般席(前売り):一般・大学生2000円 中学生1200円 小学生400円 
一般席(当日):一般・大学生2500円 中学生1500円 小学生500円
通し券:一般・大学生6000円 中学生3500円 小学生1000円
※全席自由席 小学生未満は入場無料