女子バレーボール部の全日本大学バレーボール大学女子選手権大会優勝祝賀会を開催しました

昨年12月に開催された第62回秩父宮妃賜杯全日本大学バレーボール女子選手権大会で4年ぶり7度目の優勝を果たした女子バレーボール部の「祝賀会」を1月22日に、東京・霞が関の東海大学校友会館で開催しました。同部は、初戦で大阪体育大学を3-0で下すと、その後も全員バレーで4試合を制して決勝に進出。日本体育大学と全セットデュースにもつれ込む激闘を3-0で制し、日本一に輝きました。

祝賀会には同部の積山和明部長(体育学部教授)や藤井壮浩監督(同准教授)、小田桃香主将(体育学部4年次生)ら選手、スタッフのほか、本学の教職員、バレーボール関係者らが多数出席しました。山下泰裕副学長の開式の辞に続いて、主催者を代表して山田清志学長が登壇し、「今大会では、大変厳しい戦いの中で優勝を勝ち得ることができました。今回の結果におごることなく優勝を続け、女性が頑張る大学として印象付ける活躍をしてほしいと思います」と選手たちを激励。その後、積山部長、藤井監督が今大会を振り返りました。藤井監督は、「今年度のチームは力強くパワフルで、爆発的な攻撃力が魅力のチームでした。約40名の部員たちは一人ひとりとても個性的ですが、4年生が主体となって日ごろの練習の計画、立案、実行までを担い、よくまとめてくれました。多くの方々に支えられ、最後まで粘り強く、力強く、本当にいい表情で戦い抜いてくれました」と語り、中島聡司コーチ(東海大職員)が選手を紹介しました。

松前達郎総長は祝辞で、「大学スポーツは毎年選手が入れ替わり、実業団と違って選手を育て上げる時間は4年間しかないため、指導者の先生方は苦労されていると思います。一方で、試合に出場できない選手も努力を重ね、一致団結して戦えるところがいいところです。そういった成果が、集大成となって今回の結果につながったと思います。技術を磨き、人間として成長できるように努力を続け、今後も大いに頑張って立派な青春時代の成果を収めてください」と語りました。日本バレーボール協会業務執行理事・事務局の林孝彦氏や全日本大学バレーボール連盟会長の市川伊三夫氏による祝辞のあと、東海大学学園校友会会長で東海大学バレーボール部後援会会長の鳥羽瀬正一氏のあいさつで乾杯。会場では、あちらこちらで選手を囲み、活躍をたたえる姿がありました。

最後に小田主将は、「私たちは4年前に日本一になった先輩たちにあこがれて東海大学に入学してきました。4年間、悔しい思いをし、ときには仲間とぶつかることもありましたが、最高の監督、コーチ、仲間と最後の最後に日本一をつかむことができました。私たち4年次生は東海大で学んだことを生かして新しい舞台で活躍できるように、3年次生以下の選手たちは2連覇という大きな目標に向かって頑張っていきます」とあいさつしました。