林竜之介選手が日本学生ハーフマラソン選手権大会で優勝しました

日本学生ハーフマラソン選手権大会が3月6日に自衛隊立川駐屯地と国営昭和記念公園を会場に行われ、陸上競技部駅伝チームの林竜之介選手(政治経済学部3年次生)が優勝しました。同大会はハーフマラソンの学生日本一を決める大会で、当日は1023名が出場しました。林選手は終始先頭集団でレースを進め、ゴール前の直線で後続の選手を引き離し、自身初の日本一に輝きました。

昨年10月の出雲全日本大学選抜駅伝競走で大学駅伝デビューを果たした林選手は、5区で区間4位の好走を見せ、チームの総合5位入賞に大きく貢献しました。その後も11月の全日本大学駅伝対校選手権大会では6区区間5位、今年1月の東京箱根間往復駅伝競走(箱根駅伝)で8区区間6位と安定した成績を残してきました。本学に進学した当時を、「箱根駅伝に出場したいと目標を持って入学しましたが、チームの中で走力は下から数えたほうが早かったので、駅伝には出場できないかもしれないと考えていた時期もあります」と振り返ります。それでも、「自分の強みは故障をしづらい強い体。両角速駅伝監督(体育学部准教授)が考えてくれたメニューを信じて必死に走り続けた結果、少しずつタイムが伸びてきた」と話しました。

同大会では2位に廣田雄希選手(体育学部3年次生)、14位に石橋安孝選手(体育学部3年次生)入るなど、多くの選手が上位でゴール。両角駅伝監督は「選手たちは、箱根駅伝のあともしっかりと練習を積めていました。林のように大学に入ってから力を伸ばした選手が結果を残すことは、チーム全体を勢いづけます。廣田や石橋のように高校時代から活躍してきた選手たちにもいい刺激になるでしょう。力のある新入生も加わる新年度に向けて、実りある大会になりました」と選手たちをたたえていました。林選手は、「ゴールした瞬間は本当にうれしかった。自分自身でも驚きもありましたが、今後のシーズンに向けて自信になります。大学ラストイヤーに悔いを残さないようにしっかりと練習していきたいです」と笑顔を見せていました。