プロ野球ドラフト会議で学園関係から5選手が指名されました

10月26日に行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」で、湘南キャンパス硬式野球部の山﨑伊織選手(体育学部4年次生・投手)が読売ジャイアンツから2巡目で指名を受けました。また、付属相模高校の山村崇嘉選手(3年・内野手)が埼玉西武ライオンズから3巡目で、西川僚祐選手(同・外野手)が千葉ロッテマリーンズから5巡目で、札幌キャンパス硬式野球部出身の今川優馬選手(JFE東日本・外野手)が北海道日本ハムファイターズから6巡目で、それぞれ指名されています。さらに、海洋学部硬式野球部の加藤廉選手(海洋学部4年次生・内野手)が読売ジャイアンツから育成12巡目で指名されました。

山﨑選手は、「伝統ある読売ジャイアンツから上位で指名いただき光栄です。野球を始めた小学校1年生のころから両親の影響で巨人ファンでした。この喜びをまず家族に伝えたいと思います。巨人には原辰徳監督や菅野智之投手のように一流の先輩方も多く、気持ちの持ち方や野球との向き合い方などを学び、1軍で活躍できるようになりたいと考えています。プロ1年目は、まずけがの治療と体づくりに費やすことになると思いますが、将来は150㎞を超えるストレートと三振を取れる変化球のコントロールを武器にできるよう頑張っていく覚悟です。一方で、今回の私たち野球部の不祥事については、自分も最上級生の一人として責任を感じており、後輩たちや関係者の皆さま、日ごろから応援してくださっている地域の方々に申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分がプロで活躍することが、お世話になった皆さまに恩返しをすることになると思いますし、あらためて東海大野球部も応援していただけるようになると信じて今後も頑張ります」と話しています。

安藤強監督は、「山﨑選手はちょうど1年前にけがをして、今年3月末にトミー・ジョン手術に踏み切りました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて活動を自粛したこともあり、1年間登板できていない中でも上位で評価していただいたのは、プロに行きたいと強い気持ちで努力してきた成果だと思います。球界を代表する選手になってほしいと期待しています」とコメントを寄せています。

海洋学部硬式野球部では初のNPB球団からの指名を受けた加藤選手は、「指名を受けてほっとしています。育成契約ですから、入団したら1年でも早く支配下登録を勝ち取りたい。少しでも早く上がれるように頑張ります。巨人はもっとも歴史のある球団ですが、近年は育成出身から活躍している選手も多いので、自分もその選手たちに追いつけるよう練習していきます」と意欲を語りました。