新モンゴル学園に学校用の備品を寄贈しました

東海大学ではこのほど、本学の協定校の一つである新モンゴル学園に机や椅子、教材などの教育用備品約30トンを寄贈しました。新モンゴル学園は、2000年に日本式の教育を施す高等学校として誕生。現在は小学校と中学校を併設しているほか昨年9月には高等専門学校と大学を開設し、毎年200名の卒業生を留学生として日本に送っています。本学とは昨年3月に協定を締結しました。今回の寄贈は、高専と大学で使用するため、本学で使われなくなった備品を寄贈してほしいとの依頼を受けたもので、机や椅子、黒板、人体模型などが含まれています。

3月29日には、新モンゴル学園のジャンチブ・ガルバドラッハ理事長とプレブスレン・ナランバヤル校長、本学で学ぶ留学生2名を含む新モンゴル学園の卒業生15名が湘南キャンパスを訪問。本学の職員の立ち会いのもと、備品の搬出作業に当たりました。

ガルバドラッハ理事長は、「学園には昨年9月に新しい校舎ができあがりましたが、イスやテーブル、黒板などの備品が不足しているのが実情です。品質の高い日本の備品を頂戴することができ、心から感謝しております。いただいた備品は有効に活用させていただきます」と語りました。また作業に参加したトゥメン・ノミンさん(工学部土木工学科1年次生)は、「後輩たちのためになる、備品を運ぶ手伝いをすることができてとてもうれしく思います。後輩たちもきっと喜びます。今日搬出した机や椅子などを使って彼らがそれぞれの専門分野をしっかり勉強してくれることを期待しています」と笑顔で語っていました。

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