デンマーク・望星国民高等学校の理事一行が湘南キャンパスなどを訪問しました

4月11、12の両日、デンマークにある望星国民高等学校の理事会メンバー一行が湘南キャンパスなどを訪問しました。望星国民高等学校はデンマークのプレスト市にある18歳以上の大人を対象とした寄宿制の教育機関(国民高等学校)で、東海大学付属デンマーク校の教育理念を引き継いだ教育機関として2009年に開設されました。武道を中心に、日本語や英語、外国人向けのデンマーク語講座を開講しています。本学とも交流協定を締結しており、毎年本学で研修団を受け入れ、文学部北欧学科などと合同授業を行っているほか、本学の学生の海外派遣留学先ともなっています。今回は「望星国民高等学校のDNAを知りたい」と、同校理事会が設立以来切望していた本学訪問が初めて実現し、湘南と伊勢原の両キャンパスと付属相模高校を訪問されました。

理事会のニルス・ナトープ理事長、フランク・フォン・イエンセン副理事長、同校のケネス・レツロウ校長ら一行は11日に、伊勢原キャンパスを訪れて医学部付属病院などの施設を見学。12日は午前中に相模高で施設や授業を視察した後、湘南キャンパスに移動しました。午後は本キャンパスにこの4月に開設された「Global AGORA(グローバル・アゴラ)」で学生たちの言語学習の様子を見学し、松前記念館やチャレンジセンターのものつくり館、武道館なども訪問しました。キャンパス見学を終えたナトープ理事長は「望星国民高等学校は、本当に東海大学のDNAを引き継いでいる学校だと実感したとともに、我々はこの望星国民高等学校をさらに発展させなければならないという決意を新たにしました」と述べました。

山田清志学長との懇談では、今後の交流に向けた意見を交換。山田学長は、「2018年度に行う本学の改組改編では文化社会学部を新設する予定ですが、現在文学部に置いている北欧学科は、その名称をそのまま残して新しい学部の一部となります。本学における北欧諸国に関する授業はそちらで開講していくことになりますが、その中でもデンマークは本学にとって特別な存在でありますし、今後もデンマークとの関係を重視していく方針は変わりません」と紹介し、今後のさらなる連携について期待を語りました。

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