「タイ・サービスホスピタリティ研修」を実施しました

湘南キャンパス、代々木キャンパス、札幌キャンパスの学生19名が、2月4日から24日まで「タイ・サービスホスピタリティ研修」に参加しました。本学が学術交流協定を結んでいるタイ・サイアム大学の協力を得て、キャリア就職センター、国際教育センター、グローバル推進本部、観光学部が連携して実施する約3週間の海外研修プログラムです。

最初の2週間は、サイアム大学でサービス・ホスピタリティ関係の授業を英語で受講。タイ人の学生や教員と交流しながらバンコク市内の観光資源をチームに分かれて調査し、各チーム独自に作り上げた観光プランを英語でプレゼンテーションしました。また、バンコク市内にある4カ所の外国人観光客やビジネスマンに人気のホテルに宿泊してホテル内の施設を視察し、ホテルの特徴や経営方針、客層や立地の違いによるサービスの特徴などを学びました。ホテル内部の視察研修の後は、各ホテル内の会議室で、「海外で働く」という点にフォーカスを当てたキャリア形成講義を受講。タイ政府観光局に勤務する日本人スタッフやANAバンコクの支店長、小田急電鉄タイ駐在員事務所に勤務している方、また卒業生で横浜銀行バンコク駐在員事務所に勤務している方などからのレクチャーを受けました。このような講義以外にも、タイで大規模な業務展開をしているH.I.Sバンコク支店やタイ国内で無印良品の店舗を展開するMUJI Thailandの本部などを訪問し、日系企業がバンコクで展開するビジネスについてグローバルな視点で学びました。

参加した観光学部観光学科3年次生の湯浅萌さんは、「私はハワイ東海インターナショナルカレッジ(HTIC)から観光学部に編入学したのですが、HTICの授業でハワイのホテルを見学したことをきっかけにホテル業界に興味を持ち、ホスピタリティ研修に参加したいという思いから編入学を決めました。今回の研修では実際に複数のホテルに宿泊することでそれぞれの施設を比較することができましたし、タイで働いている駐在員の方や現地採用で働いている方と直接お話することでとても勉強になりました。旅行と違ってタイ人の学生と交流できるし、ほかの学部の友人もできます。少しでも海外で働くことに興味がある人は迷わず参加してほしい」と語っています。

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