留学生対象の避難訓練を実施しました

湘南キャンパスの国際会館・留学生会館に入寮している留学生を対象にした避難訓練を、4月8日に実施しました。地震の発生が少ない国から来た留学生らに発生時の対応法を学んでもらおうと、生活をサポートする日本人学生による「レジデント・アドバイザー」(RA)が開いたもので、約60名が参加しました。

訓練で留学生たちは、地震発生の合図とともに避難経路に従って寮から多目的グラウンドに避難。安全を確認し、地震発生時の注意点をRAの学生たちが説明し、「日本では、揺れそのもので人が亡くなることはほとんどなく、火事や家具の倒壊によって被害に遭う事例が多い。揺れを感じたら、頭を守るなど体の安全を図るよう心掛けてほしい」とアドバイスしました。その後、平塚市から貸与された起震車で震度7の地震を体験したほか、消火器の使い方訓練も実施しました。

企画を担当した永井寛太さん(文学部北欧学科4年次生)は、「地震を経験したことがない留学生の中には、怖さが実感できない人も多くいます。しかし、訓練で正しい対処方法を知っておけば実際に発生した時にもより適切な対応ができると思い3年前から実施してきました。国内では地震以外にも豪雨災害も起きており、今後はそうした災害への対処法を学ぶ機会も設けられれば」と話しています。

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