UAE政府スカラシップオフィス代表団が湘南キャンパスを訪問しました

アラブ首長国連邦(UAE)の政府スカラシップオフィス(SCO)代表団が4月25日に湘南キャンパスを訪問しました。本学でUAEからの留学生が多数学んでいることを受けて、留学生の様子や支援体制、キャンパス内の施設などを視察することが目的です。

来学した5名と懇談した山田学長は、「駐日UAE大使のカリド・アルアメリ閣下をはじめ、本学で受け入れたUAEからの留学生が二国間の架け橋としてさまざまな分野で活躍していることを大変うれしく思います」と語り、付属高輪台高校でもUAEからの留学生を受け入れていることなどを説明。「UAEから日本に留学している100名の学生のうち、37名が本学で学んでいます。そのほとんどが工学系の学生ですが、本学では別科日本語研修課程から学部に進学できますから、日本語教育を専門として学ぶ留学生を受け入れるなど、今後さらに拡大していきたい。これからも情報交換を密にして、新たな協力分野を見つけていきましょう」と話しました。

一方、SCO事務局長代行のJuma AL Rumaithi氏は、「東海大学を訪問し、今後の交流について話し合うよい機会をいただき感謝します。UAEと日本はとてもよい関係を築いていますが、まだまだ留学生の数は限られています。今後、我々の奨学金で日本に留学する学生を増やすことが目標です。協力できる分野を見つけてさらに関係を強化していければ」と展望を語りました。最後にJuma AL Rumaithi氏から山田学長に記念品が贈られ、山田学長からは湘南キャンパスの風景が描かれたクリスタルの楯を手渡しました。

その後、会場を移したSCO一行は本学の教職員から履修・成績、学生サポートなどについて説明を受けたほか、工学部の授業を見学。2015年にUAEの石油資源大学(PI、現カリファ大学)とソーラーカーの共同開発をしたものつくり館や、UAEの女子柔道選手が練習をしている武道場も見学しました。

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