2019年度第2回グローバル推進セミナー「海外協定校に学ぶグローバル戦略と東海大学の未来」を開催しました

湘南キャンパスで7月23日に、2019年度第2回グローバル推進セミナー「海外協定校に学ぶグローバル戦略と東海大学の未来」を開催しました。本学は「世界大学ランキング」で400位以内、「アジア大学ランキング」で100位以内にランクインすることを目指し、学内の情報収集や他大学との連携事業に取り組んでいます。今回のセミナーは、本学と学術交流協定を締結している韓国・漢陽大学校と台湾・東海(トンハイ)大学から3名の教職員を招き、両大学のグローバル戦略から、本学が「世界から選ばれる大学」へと成長するアイデアを学ぶことを目的としています。

当日は、教職員や学生約40名が参加。開会に先立ち山田清志学長があいさつし、「今日は長年にわたって共同研究や学生交流を続けている漢陽大、台湾・東海大から先生方をお招きすることができ、大変うれしく思います。3名の先生方には、それぞれの取り組みだけでなく、本学に足りない部分を遠慮なくご指摘いただきたい。参加している教職員の皆さんは、今回の貴重な意見やアイデアをぜひ今後に生かしてください」とあいさつしました。第1部では、「海外パートナー大学におけるグローバル戦略と取組事例」と題して、漢陽大のイ・キジョン上級副総長(グローバル担当)とイ・アンジー国際部シニアマネージャー、台湾・東海大ファイナンス学科のフ・ユフェン准教授が講演。イ上級副総長とイ国際部シニアマネージャーは、漢陽大が展開する世界810の大学との交流事業や積極的な学生の派遣・受入れにより、2010年度からの7年間で世界大学ランキングが354位から151位までランクアップした実績を紹介。短期間の国際教育プログラムについても説明しました。フ准教授は、国際的な評価を高めるべく台湾・東海大が進めてきた国際教育や国内外の企業と連携したインターンシップの重要性について語り、「世界の国々とよりよい関係づくりができるリーダーの育成を目指しています。そのためには、台湾だけでなくグローバルな視点を持った独自の教育プログラムの確立が必要。国際的なインターンシップは、学生がそれぞれの国の文化や考え方、成功するために必要な知識を得ることのできる有効な教育方法です」と話しました。

第2部では、「東海大学が世界で選ばれる大学となるために」をテーマにしたパネルディスカッションを実施し、イ上級副総長とフ准教授とともに、東海大の吉川直人副学長(国際担当)とファーデン・マルガリット講師(教養学部)が登壇。グローバル人材の育成に必要な教育プログラムや環境整備について意見を交わし、吉川副学長は「3名の先生方には数多くの貴重なご意見をいただき、私自身とても学ぶことの多いセミナーになりました。今後も教職員が一丸となり、世界から選ばれる大学を目指しながら、学生たちによりよい教育を提供していきたい」と語りました。

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