第8回日露学長会議に参加しました

日本とロシアの大学トップが集う日露学長会議が、9月23日にロシア・モスクワ国立総合大学で行われ、東海大学から山田清志学長らが参加しました。両国の大学が持つ知識や経験などを共有し、教育・学術での連携強化につなげることを目的に毎年開かれているものです。本学の山田学長と吉川直人副学長のほか、モスクワ大学のヴィクトル・サドーヴィニチィ総長、北海道大学の笠原正典総長ら約50名が参加しました。

山田学長は、全体会議「人材交流(健康と医療、地域発展)」で講演。本学の国際交流の理念や約50年前から展開しているロシアとの交流活動に触れ、文部科学省の平成29年度世界展開力強化事業の支援を受けて展開している「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成」の取り組みを紹介しました。ロシアの極東連邦大学やモスクワ大、国立高等経済学院、サハリン国立大学と連携した相互派遣プログラムによって、日露間のライフケア産業で活躍できる人材を育成していることを説明し、「日本とロシアの健康長寿社会の伸長や日本のライフケア産業の輸出増大、ロシア・極東地域の投資拡大に貢献することを目指している。これによって日本とロシアの経済協力強化と持続可能な社会の実現に貢献したい」と述べました。

山田学長はほかにも、9月23日から27日まで行われている日露学生フォーラムにも出席し、同フォーラムに参加している本学の学生3名を激励。モスクワ鉄鋼合金製造大学を訪れ、同大の副学長らと今後の連携について意見を交わしました。

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