ブラジル航空技術大学の学生を対象にした短期研修プログラムを実施しました

国際教育センターでは12月1日から6日まで、湘南キャンパスなどでブラジル航空技術大学(ITA)の学生を対象にした短期研修プログラムを実施しました。日本の航空関連技術を学ぶ機会として、国立研究開発法人科学技術振興機構の「日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)」の採択を受けて昨年度から実施しているもので、今回は11名が参加しました。

学生たちは期間中、工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻の稲田喜信教授と水書稔治教授、福田紘大准教授の講義を受講。また、航空宇宙学科航空操縦学専攻のフライトシミュレーターを使ったトレーニングの見学も行いました。また、教養学部国際学科の小貫大輔教授による講義や在日ブラジル人との交流を進めているチャレンジセンター・Beijo Me Ligaに所属する学生との交流会、大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期1年の寺薗佑介さんによる日本語の講義、NPO法人JUDOs国際担当師範の光本健次元教授(体育学部武道学科)による柔道体験も実施しました。

ほかにも日本航空の安全啓発センターや静岡航空資料館、富士ドリームエアライン訓練センターも見学。学生たちは、「このプログラムは、両国の学生や研究者がもっと参加すべきだと思うほど素晴らしいものでした。先生方の講義はとても興味深く、もっと学びたいと思う内容ばかりだった」「日本航空の工場見学では、ガスタービンなどを間近に見ることができ、機械工学を学ぶ学生にとっては最良の機会でした。また、先生方の講義では、私たちの専門分野が将来どのようなフィールドにつながっているのかを実感できました。また、日本人学生と交流を通して、日本の大学生活を知ることができたこともうれしく思います。この夢のようなプログラムに参加し、将来日本で学びたいと思うほど人生観を変える経験になりました」と話していました。

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