国際教育センターが2019年度「特定プログラム(8言語)」の修了生32名に修了証を授与しました

国際教育センターでは、2019年度「特定プログラム(8言語)」の修了者32名に修了証を授与しました。本センターでは、国際的な視野と外国語によるコミュニケーション能力を身に付けてグローバルに活躍できる人材の育成を目指し、特定プログラム(8言語)を展開しています。学生は自分の専攻と関係なく1つの言語を選択し、その言語を用いる地域の文化などに関する40単位以上を取得。さらに「修了ゼミ」では選択した言語による小論文の作成やプレゼンテーションを行うなど、欧米の副専攻(ダブル・メジャー)に似た、質・量ともに充実した内容となっています。2019年度は、スペイン語6名、フランス語6名、コリア語5名、中国語4名、ドイツ語3名、日本語3名、英語3名、ロシア語2名が修了。3月25日に修了証の授与式を行う予定でしたが、新型コロナウィルスの感染拡大により式典を中止し、学生が各言語の担当教員から個別に修了証を受け取りました。

フランス語のプログラムを修了した寺田幸曄さん(工学部生命化学科4年次生)は、「さまざまな学科の学生たちと学ぶことで、新しい世界が広がりました。このプログラムで培ったコミュニケーション能力は、フランス語に限らず普遍的なものなので、今後の仕事や人間関係の構築に生かしたい」と感想を話していました。英語を修了した柳原七海さん(観光学部観光学科4年次生)は、「少人数のクラスで先生からじっくりと教えていただき、外国人とのコミュニケーションがより円滑に楽しくできるようになりました。特にプレゼンテーション力に自信が持てるようになったので、仕事に生かせるよう頑張ります」とコメント。山口栄人さん(文学部英語文化コミュニケーション学科4年次生)は、「先生との濃密な学習時間を通じて自分の弱点を克服することができました。仕事で英語を使うこともあり、この経験は必ず役に立つと思います」と笑顔を見せていました。

本センターの教員は、「修了式はできませんでしたが、皆さんの努力に敬意を表すとともに、心からお祝いします。修了者全員の今後の活躍を期待しています」とエールを送っています。

※学年は当時