札幌キャンパスで活動するスキー部が、2月25日から3月2日まで長野県野沢温泉村で行われた第88回全日本学生スキー選手権大会に出場(男女スー パー大回転のみ1月7日に志賀高原で開催)。男子総合で見事に4連覇を成し遂げたほか、女子総合では3年ぶりに過去最高順位となる準優勝に入る健闘を見せ ました。
男子ではアルペンの成田秀将選手(国際文化学部3年次生)が、「チームとして戦うインカレで何としても得点を稼ぎたかった」とスーパー大回転、大回 転の2冠に輝き、回転では期待のルーキー・中村舜選手(同1年次生)が優勝。同種目では、10位以内に本学の5選手が入るなど他大学を圧倒する成績を残し ました。また、クロスカントリーでは石川潤選手(同3年次生)がフリーとリレーで2位、スプリントでは4位に入賞するなど好成績を残し、総合優勝に大きく 貢献しました。
一方の女子はクロスカントリー陣が奮闘。フリーでは田中ゆかり選手(同1年次生)が2位に入るなど、4選手が入賞。田中選手は、「今大会での自分の 役割を果たせた」とスプリントでも2位に入り、ルーキーながら存在感の大きさを示しました。そのほかにも、スペシャルジャンプ(ヒルサイズ97m、K点 90m)で松橋亜希選手(同4年次生)が2位、アルペンでは蓮見小奈津選手(同)が回転と大回転で3位に入賞。女子主将を務める蓮見選手は、「春から総合 優勝を目指してきたので悔いは残るが、次は後輩たちの活躍に期待したい」と話していました。
相原博之監督(国際文化学部教授)は、「男子主将でクロスカントリー陣のエースでもある宇田祟二(国際文化学部4年次生)が世界選手権に出場してい るため不在の中、総合優勝を果たせたのは他の選手たちが一致団結して頑張ってくれたからこそ。特に回転で多くの上位入賞を果たせたことが結果につながっ た。女子はアルペン陣にけが人が多く、今大会では十分な状態とはいえないが、出場した選手たちがよく健闘してくれた。来季もさらに戦力を整え、総合優勝を 目指していく」と笑顔で大会を振り返っていました。
<主な結果>
◆男子1部 | ||
○ | アルペン スーパー大回転 | |
優勝 | 成田秀将(国際文化学部3年次生) | |
7位 | 橋本哲也(同2年次生) | |
○ | アルペン 大回転 | |
優勝 | 成田秀将 | |
7位 | 柿崎夢之介(同1年次生) | |
○ | アルペン 回転 | |
優勝 | 中村 舜(同1年次生) | |
2位 | 成田秀将 | |
4位 | 小原健汰(同2年次生) | |
7位 | 氏家将秀(同3年次生) | |
10位 | 奥村 瞬(同1年次生) | |
○ | クロスカントリー 30kmフリー | |
2位 | 石川 潤(同3年次生) | |
5位 | 連 拓(同1年次生) | |
○ | クロスカントリー 10kmスプリントクラシカル | |
4位 | 石川 潤 | |
○ | クロスカントリー リレー | |
2位 | 児玉宗史(同2年次生)、連拓、澤田拳志郎(同3年次生)、石川潤 | |
○ | スペシャルジャンプ(ノーマルヒル) | |
4位 | 渡辺知也(同2年次生) | |
7位 | 内藤智文(同4年次生) | |
8位 | 竹花健汰(同) | |
○ | ノルディックコンバインド | |
9位 | 髙橋駿也(同) | |
◆女子1部 | ||
○ | アルペン スーパー大回転競技 | |
3位 | 寺井えりか(同) | |
8位 | 村中歩美(同2年次生) | |
○ | アルペン 大回転 | |
3位 | 蓮見小奈津(同4年次生) | |
7位 | 寺井えりか | |
○ | アルペン 回転 | |
3位 | 蓮見小奈津 | |
7位 | 寺井えりか | |
○ | クロスカントリー 10kmフリー | |
2位 | 田中ゆかり(同1年次生) | |
5位 | 細谷佳奈(同4年次生) | |
6位 | 蜂須賀明香(同4年次生) | |
10位 | 中嶋愛莉(同1年次生) | |
○ | クロスカントリー1.2kmスプリントクラシカル | |
2位 | 田中ゆかり | |
○ | クロスカントリー リレー | |
2位 | 蜂須賀明香、細谷佳奈、田中ゆかり | |
○ | スペシャルジャンプ(ノーマルヒル) | |
2位 | 松橋亜希(同4年次生) | |
4位 | 丸山 純(同1年次) |