学生チームがロボカップの世界大会に出場します

理学部情報数理学科4年次生の小山裕雄さんと鈴木将生さんが、7月19日(土)から25日(金)までブラジルで開催される「ロボカップ2014世界大会」に出場します。この大会は、世界各国の大学生のグループがロボット工学の技術を競うもので、サッカーと救助ロボットの実機の性能を競う部門のほか、シミュレーションの部やジュニアの部が設けられており、各部門とも事前の書類審査とプログラム対戦審査を通過したチームが本戦に参加できます。

小山さんと鈴木さんは、人工知能のプログラム同士が現実のサッカーに近いルールのもと2次元のフィールド上で点を取り合う「2Dシミュレーションの部」に出場します。この部門では、個々の選手の体力などを一定の条件のもとで振り分け、さまざまなシチュエーションに応じた動きを選手ごとにプログラミングし、チームとして連動させる高度な技術が求められます。現在は大会本番に向けて、プログラムの改良を重ねています。

二人は、「昨年世界大会で優勝したチームのプログラムなどと対戦させながらレベルの向上を図っていますが、まだまだ課題も多く残されています。応援してくれる先生方や先輩の期待に応えられるよう、優勝を目指して一つでも多く勝ち上がりたいと思います」と意気込んでいます。

学生チームがロボカップの世界大会に出場します
<写真:大会に向けてプログラムをテストする小山さん>