「テクノトランスファーinかわさき2018」に出展しました

産官学連携センターは、2018711日から13日まで、かながわサイエンスパーク(KSP)で開催された「テクノトランスファーinかわさき2018 -第31回先端技術見本市-」に本学の研究成果を2件出展しました。

このイベントは、多岐にわたる新技術・新製品の展示・実演を通じた地域産業の育成や振興を目的に、公益財団法人神奈川産業振興センターや神奈川県、川崎市の主催で毎年開かれています。今年度は『次世代へ ~To the Next Generation』をテーマに行われ、本学から工学部動力機械工学科の加藤英晃講師と成田正敬助教が、研究成果をまとめたポスターを展示しました。

加藤講師は、ドライバーから取得した心電図等の生体情報によりストレス状態を推定し、それを基にドライバーにとって最適な乗り心地に制御する技術を紹介しました。成田助教は、本来浮上の障害である薄い鋼板の柔軟性を逆手に、形状が定まらない程度に磁気の力で湾曲させ、浮上させる技術を紹介しました。

3日間を通じて、ブースには多くの企業関係者や研究者が訪れ、研究成果の紹介を通じて、技術的な相談や今後の連携の可能性など、活発に意見が交わされました。また、本学を卒業し社会で活躍されているOBOGの方々も多数訪れ、母校の最新の研究状況について耳を傾けていました。

【出展内容】

●ドライバーのストレスと情動を考慮した高機能モビリティの乗り心地制御

工学部 動力機械工学科 加藤 英晃 講師

●曲率を有する柔軟鋼板のマグレブシステムに関する基礎研究

工学部 動力機械工学科 成田 正敬 助教
IMG_1504.JPG

IMG_1510.JPG