「IRAGO Conference 2018」を開催しました

東海大学では11月1日に東京・新宿区の新宿ワシントンホテルで、「IRAGO Conference 2018」を開催しました。この催しは、国内外の研究機関や企業で活躍する研究者・学生が最新の研究動向に触れ、ネットワークをつくる機会として電気通信大学と豊橋工科大学、本学が共同で毎年開催しているものです。今回は、本学から山田清志学長をはじめ、マイクロ・ナノ研究開発センターの喜多理王教授(理学部物理学科)、槌谷和義教授(工学部精密工学科)が運営委員として企画・運営に携わっています。

研究者や学生、高校生ら約150名が参加した今年度は、全体テーマを「Tomorrow’s World@2050」に設定。重力波を使った天体観測やマリアナ海溝で進められている深海観測、分子科学を創薬に生かすナノメディスン、情報ネットワークを活用したスマートシティの実現など12分野について、最新研究と各分野の未来像を大学や企業の研究者が語りました。また会場では、研究者と学生によるポスターセッションも実施。本学からも学生や研究員が研究成果を発表し、その概要や将来性などについて意見を交わしていました。

喜多教授は、「この取り組みには、マイクロ・ナノ研究開発センターの共同研究者の一人である電気通信大学のサンドゥ・アダルシュ教授からの依頼で昨年度から参画してきました。このイベントは幅広い年代の人に参加してもらうことで、サイエンスの研究と教育を盛り上げていく絶好の機会だと考えています。私たちも、幅広い分野の話を聞き大いに刺激を受けました。今後も電気通信大や豊橋工科大と協力しつつ、より広い視野を持って研究を続けていきたい」と話しています。

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