フィリピン大学にてグローカル・モニタリングに関する2回目の国際ワークショップを開催しました

2019年03月07日

東海大学グローカル・モニタリングプロジェクトでは、フィリピン大学と共同で、"2nd International Workshop on Glocal Monitoring"を、2月21日、-22日にフィリピン大学のディリマン校において開催しました。このワークショップは、平成28年度に文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に選定された本学のプロジェクト「災害・環境変動監視を目的としたグローカル・モニタリング・システムの構築による安全・安心な社会への貢献」の取り組みの一環として開催されたものです。このプロジェクトは、衛星によるグローバルなモニタリングと地域の人々がSNSで発信する情報を収集するローカルなモニタリングを結び付けた「グローカル・モニタリング」を災害監視に役立てることを目的にしています。
ワークショップでは、日本とフィリピンに加え、中国、台湾、アメリカの研究者10名から、リモートセンシングを利用した災害状況や環境変動のモニタリングに関する研究発表が行われ、フィリピン国内の各機関からの参加も含めた延べ約100名の参加者と共にディスカッションが行われました。

なお、研究テーマと発表者は以下のとおりです。
○Glocal Monitoring for creating a safe and secure society
Prof. Kohei Cho, Executive Director, Tokai University Research & Information Center
「安全・安心な社会への貢献に向けたグローカル・モニタリング」
長 幸平教授(情報理工学部情報科学科・情報技術センター所長)

○Analysis and Visualization of Tweets Posted During 2018 Western Japan Heavy Rain Disaster
Dr. Sanetoshi Yamada, Tokai University Research & Information Center
「2018年の西日本豪雨におけるツイート情報の分析と可視化」
山田 実俊特定研究員(情報技術センター)

○Climate and Environmental Changes in the Philippines
Dr. Josefino Comiso, Emeritus Senior Scientist, NASA
「フィリピンにおける気候と環境の変化」
ジョセフィーノ コミソ博士(名誉上席研究員、アメリカ航空宇宙局)

○Disaster Monitoring and Assessment with Multi-Source Remote Sensing and Geospatial Analysis
Prof. Fuan Tsai, Director, Center for Space and Remote Sensing Research (CSRSR),
National, Central University, Taiwan
「複数センサーを用いたリモートセンシングと地理空間分析による災害監視と評価」
ファン・ツァイ教授(台湾・国立中央大学太空及遥測研究センター)

○Digital Imaging for Monitoring and Evaluation (DIME) Program
Engr. Mark Tupas and Engr. Ayin Tamondong, Project Leaders of DIME, Department of Geodetic Engineering, University of the Philippines, Diliman
「モニタリングと評価のデジタルイメージング(DIME)プログラム」
マーク テュパス技師・アイン タモンドン技師(プロジェクトリーダー、フィリピン大学ディリマン校工学部測地工学科)

○Monitoring of Blue Carbon Ecosystems and Lake Water Quality using Remote Sensing and Citizen Science
Dr. Ariel C. Blanco, Assoc. Professor, Department of Geodetic Engineering, University of the Philippines, Diliman
「リモートセンシングと市民科学によるブルーカーボンの生態系と湖の水質の監視」
アリエル ブランコ准教授(フィリピン大学ディリマン校工学部測地工学科)

○Monitoring haze pollution in Asia using Himawari-8 geostationary satellite
Prof. Husi Letu, State Key Laboratory of the Science and Remote Sensing Institute of Remote Sensing and Digital Earth, Chinese Academy of Science, China
「静止衛星ひまわり8号によるアジア地域の煙霧汚染の監視」
フス・リート教授(中国科学院リモートセンシング&デジタルアース研究所)

○Satellite detection of illegal commercial fishing boats in restricted coastal waters of the Philippines
Dr. Christopher D. Elvidge, Physical Scientist, NOAA, USA
「フィリピン沿岸部における不法商業漁業船の人工衛星による検出」
クリストファー・エルビッジ博士(物理学者、アメリカ海洋大気庁)

一覧へ戻る