展示会「明治から昭和に生きた美人画家 西田青坡展」が開催されます

課程資格教育センターの篠原聰准教授が協力する展示会「明治から昭和に生きた美人画家 西田青坡展」(主催=同実行委員会)が、7月11日(木)から15日(月)まで太田区民ホール・アプリコで開催されます。西田青坡は、明治時代末期から昭和戦前期に活躍した画家で、現在の大田区南雪谷に居を構え、東京の下町の風情を描いた風俗美人画を主に描きました。これまでその活動や作品が詳しく紹介されたことはありませんでしたが、鎌倉市鏑木清方記念美術館の今西彩子学芸員による調査の結果、今回初めて、約20点が初公開されます。

篠原准教授は、鹿島美術財団の研究助成を受けて、鏑木清方とその弟子たちにフォーカスを当てた「日本近代における浮世絵受容に関する研究」に取り組んでおり、美人画研究会のメンバーの一人として清方の弟子であった青坡の活動を紹介する本展示に、角田拓朗氏(神奈川県立歴史博物館・主任学芸員)、吉井大門氏(横浜市歴史博物館・学芸員)、田所泰氏(杉並区立郷土博物館分館・学芸員)とともに協力しています。明治大正の風俗のほか、江戸の文化にも目を開き、江戸の女性美の研究を重ねた青坡の優品に触れるまたとない機会に、ぜひご来場ください。

明治から昭和に生きた美人画家 西田青坡展

【期 間】
2019年7月11日(木)~15日(月)

【開室時間】
7月11日(木) 14:00~18:00
7月12日(金)~14日(日) 10:00~18:00
7月15日(月) 10:00~14:00

【会場】
太田区民ホール・アプリコ地下1階展示室1
東京都大田区蒲田5-37-3
https://www.ota-bunka.or.jp/facilities/aprico/access/tabid/199/Default.aspx

【交通】
JR京浜東北線、東急多摩川線・池上線「蒲田駅」東口から徒歩約3分、京浜急行線「京急蒲田」西口から徒歩7分

【入場料】
無料

【お申し込み】
不要

【主 催】
西田青坡展実行委員会

【協 力】
美人画研究会

【お問い合わせ】
西田青坡展実行委員会
代表 富田祐一
090-6706-7101