中国科学院のリモートセンシング研究所と北京で国際シンポジウムを開催しました

情報技術センター(TRIC)では8月7、8日の2日間にわたって、北京にある中国科学院のリモートセンシング研究所(RADI)で国際シンポジウム「CARE2018」を開催しました。このシンポジウムは、2016年に本学が文部科学省の私立大学ブランディングプロジェクトの一環として立ち上げた「Glocal Monitoring」プロジェクトに共鳴したRADIと、TRICが研究協定を結んだことがきっかけで企画・開催したもので、副題には「Glocal Monitoring」が付加されています。シンポジウムには約80名が参加しました。

開会式ではRADIのリモートセンシング部門の責任者であるShi教授がシンポジウムの開催意義を強調し、TRICの長幸平所長(情報理工学部教授)はGlocal Monitoringの重要性と国際協力の進展状況を紹介しました。本学からは長所長に加え、情報理工学部の内田理教授と中島孝教授が出席し、それぞれSNSを使った災害情報収集システムおよび衛星による雲観測に関する研究を発表しました。

2日間の発表論文は約40編で、活発な研究発表と討論が行われました。中島研究室のポスドクを約4年務めた後、RADIの教授となったHusi Letu教授は、「今回、このシンポジウムを企画できてよかったです。手伝ってくれた学生たちにはとてもいい経験になりました。今後も、東海大学との共同研究を積極的に進めていきたい」と語りました。

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