生活と社会を豊かにするスポーツ経営
石井 十郎 講師

スポーツは人を健康にし、生活を豊かにすると言われます。また、人と人を繋ぎ、地域社会の連帯感を向上させたり、経済効果を生み出すなど、社会的にもさまざまな価値があるとされます。それらを実現するためには、「スポーツを経営する」という営みが重要です。近年、地方自治体と関係組織などがネットワークを形成しながら、スポーツの普及振興・環境づくりを進めています。スポーツの諸価値を最大化し、スポーツを活用した町づくりを成功させるためには、地域特性に応じたスポーツ経営の仕組みが必要であると考え、地方自治体が策定するスポーツ基本計画を研究しています。その他、競技力向上や種目の普及策、スポーツ施設の経営、スポーツイベントに関する調査・研究をしています。
研究テーマ
・スポーツの普及振興
・スポーツの環境づくり
・地方自治体のスポーツ基本計画
在学生の卒業研究テーマ
・Jクラブの行う地域貢献活動の情報により高まるチーム・アイデンティフィケーションについて
・プロスポーツクラブにおける監督の続投と交代の背景
・オンラインショッピングを事例にしたJリーグのグッズ販売戦略

研究分野・キーワード
スポーツ経営学
プロフィール
筑波大学大学院体育研究科修士課程修了、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士課程満期退学。
2015年帝京大学医療技術学部助教、2018年東海大学経営学部講師、2022年東海大学文理融合学部講師。
日本体育・スポーツ経営学会理事(2019年~)。