無線・信号処理研究室

新たなビッグデータを創る無線IoT

松本 欣也 教授

コンピュータは小型化し、画用紙ほどの厚みがあればコンピュータを組み込める時代。色々なセンサを備えた小さな「IoT機器」からの情報収集には、Wi-FiやBluetoothなどの無線技術が欠かせません。ケーブルの設置を気にせずにどこにでも設置できる「無線IoT機器」からの情報は、新しいビッグデータを創造し、AI(人工知能)と組み合わせることにより、これまでになかった着想や産業界への応用をもたらしてくれる可能性があります。実際にアイデアを実現する際には、沢山ある無線技術から用途にあった無線技術を選択しなければなりません。研究室では、無線技術やセンサに関する新技術を調査し、新技術をどう使うかについて皆でアイデアを出し合いながら研究を進めています。

・センサ計測システムの構築
・センサ計測データの情報処理
・無線と信号処理技術の融合

・人や社会に役立つ無線・信号処理技術の研究
・LPWA、BLEおよびZigBeeを用いたユニークな無線IoTデバイスの提案
・次世代cm級GPSモジュールの利活用に関する研究
・実時間音声信号処理による会話可視化システムの研究

計測工学、計測システム、電波応用

愛媛県松山市出身。
電気通信大学電気通信学部卒業。1996年電気通信大学博士(工学)学位取得。
1997年九州東海大学工学部講師、2002年九州東海大学応用情報学部助教授、2021年東海大学基盤工学部教授、2022年東海大学文理融合学部。
趣味は、アコースティックギター。