医学部と付属病院機関の若手教職員を対象にコンプライアンス研修を開催しました

医学部と付属病院機関では若手教職員を対象としたコンプライアンス研修を、12月17日と1月7日、20日に伊勢原キャンパスで開催しました。性犯罪やオンラインカジノ、闇バイトといった若い世代が巻き込まれやすい身近な犯罪について理解を深め、被害者・加害者にならないための知識を習得してもらうため、本キャンパスのハラスメント防止人権委員会が実施したものです。神奈川県警察本部と伊勢原警察署の担当者が3日間、同様の内容で講演し、約600名が参加しました。

冒頭、医学部の大上研二学部長が、「医療や教育に携わる私たちは、高い倫理性と社会的責任を求められる立場にあります。自分自身と仲間、組織を守るために、本研修の内容を真剣に受け止めてください」とあいさつしました。

講演では、初めに神奈川県警察本部刑事部の講師が、「性犯罪の情勢について~性犯罪の刑法改正~」をテーマに、令和5年の性犯罪に関する刑事法改正の経緯やポイント、「不同意性交等罪・不同意わいせつ罪」の原因となり得る行為について、事例を示しながら解説。SNSや薬物を用いるといった、最近の性犯罪の傾向についても説明しました。続いて、伊勢原警察署生活安全課の講師が、「闇バイト・オンラインカジノは犯罪です!」と題して、特殊詐欺の発生状況や闇バイトの犯罪手口、海外では合法でも日本国内から賭けると賭博罪となるオンラインカジノの危険性について説明し、「“知らなかった”は通じません。自分や家族の人生を棒に振る行為は絶対にやめてください」と呼びかけました。

最後に大上学部長が、「今日の学びをもとに自分自身の言動を見直すとともに、問題と思われる兆候があれば声を上げて相談するといった行動につなげてください。本研修が一人ひとりの安全と組織全体の健全な環境づくりに生かされることを期待しています」と結びました。