大学院医学研究科看護学専攻が「2025年度修士論文発表会」を実施しました

大学院医学研究科看護学専攻では1月30日に伊勢原キャンパスで、「2025年度修士論文発表会」を実施しました。修士課程2年次生8名が研究成果を発表し、教職員や本専攻の大学院生、大学院生が所属する医療機関の看護師ら多数が参加しました。

初めに、本研究科の穂積勝人研究科長が、「聴講者の皆さんには、論文のブラッシュアップに向けてポジティブなフィードバックをお願いします。発表者は自信を持って研究成果を報告するとともに、一つひとつの質問やアドバイスを謙虚な姿勢で受け止め、今後に生かしてください」とあいさつ。続いて大学院生が、「家族看護学」「臨床看護学」「地域・産業・精神保健看護学」「がん看護学」に関する研究成果を発表し、研究の目的や方法、結果の分析、臨床への応用などについて、参加者と質疑応答を交わしました。

最後に井上玲子専攻科長が、「さまざまな困難を乗りこえ、看護の知を深化させた発表者の研鑽を心からたたえます。粘り強く大学院生を導いてくれた指導教員、指導補助教員をはじめ、医学と看護の専門的な視点から活発に議論してくださった参加者の皆さんに感謝します」と語りました。

発表されたテーマは下記のとおりです(発表順)。
【家族看護学】
 ◇二次救急外来に勤務する看護師の家族看護実践とストレスの実態
 ◇救命救急センターへ入室した経験をもつ患者の家族機能と不安との関連-一般病棟転棟後の家族に焦点を当てて-
 ◇がん終末期独居高齢患者の在宅看取りに向けた遠方に住む家族への訪問看護師による支援
 ◇家族の相互依存に関する概念分析-ハイブリッドモデルを用いて-
【臨床看護学】
 ◇産科医療施設の助産師が捉える生殖補助医療で妊娠・出産した女性とケアの実際
【地域・産業・精神保健看護学】
 ◇市区町村におけるストレスチェック集団分析結果の活用状況と課題:健康管理担当保健師の視点から
【がん看護学】
 ◇がん薬物療法中の消化器系がんと糖尿病を併存する患者のオレム看護理論に基づくパワー構成要素から捉えたセルフケア・エージェンシーの特徴
 ◇マーガレット・ニューマン理論に基づく対話を中心としたパートナーシップのケアを通した壮年期進行肺がん患者と看護師との変容の過程