吉田一也副学長が日本塑性加工学会の会長に就任しました

東海大学の吉田一也副学長(研究担当・工学部精密工学科教授)が6月8日、一般社団法人日本塑性加工学会の第53期会長に就任しました。塑性加工は、金属材料に力を加えて目的の形状に加工する技術であり、自動車製造などの産業発展に大きく貢献してきました。同学会は、この分野を代表する学術団体で、学会の正会員は約3100名、企業会員は約400社を数えます。

吉田副学長は8日に行われた同学会の定時総会で理事に選任され、理事による互選の結果会長に選ばれました。「本学会は、鉄鋼や自動車、電気など幅広い分野で日本の経済成長を支えてきました。一方で、世界的な加工技術の進歩により、厳しい競争にさらされています。本学会の活動をさらに活性化させることで、『Made in Japan』のブランドをさらに高め日本経済の発展に貢献したい。また、今後は、産官学の協業による研究の振興も問われてくるため、本学会が果たすべき役割はいっそう大きくなってくると考えています。学会を介して会員同士が相互の絆を強くし、さらなる学会の発展になるよう力を尽くします」と話しています。

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