
九州キャンパスゴルフ部の5選手が9月2日から5日まで、栃木県・烏山城カントリークラブで開催されたPGA資格認定プロテストの最終プロテストに合格しました。4日間72ホール・ストロークプレーで行われた今回の最終テストでは、49位タイまでの58選手がプロゴルファーの資格を獲得。九州ゴルフ部主将の遠藤崇真選手(文理融合学部4年次生)と卒業生の内藤滉人選手(経営学部2023年度卒)、中野惠將選手(同25年度卒)が2アンダーの278で15位タイ、平井伸乃輔選手(同23年度卒)が1アンダーの279、山田玄彩選手(同)がイーブンパーの280で24位タイとなりました。
現役学生でプロゴルファーの資格を得た遠藤選手は、「プロテストの受験は今年1回だけと決めていたので、緊張と不安で1ラウンドが1大会にも感じるほど長く、最後の最後まで気の抜けない戦いでした」と振り返ります。初日を1オーバーの71でまとめると、2日目は3アンダー67と好スコアをたたき出し、3日目は再び71をマーク。最終日は台風15号の影響で強い雨の降る厳しいコンディションでしたが、1アンダーの69として、同組でプレーした内藤選手と抱き合って喜びを分かち合いました。「最後のパターを決めた瞬間、全ての疲れが吹き飛びました。前の大会からティーショットの調子がよくなかったのですが、スコアを変動させずに最後まで耐えられたのは大学4年間の成長。やってきたことが報われました」と笑顔を見せました。堀田廣樹監督は、「この学年で最初にスカウトした選手で、“4年後に遠藤を中心としたチームをつくるぞ”と話してきました。学年が上がるごとに成長し、主将として自分のことだけでなく周りも見れるようになったと感じています。5選手の同時合格はゴルフ部としても初めてのこと。よくやってくれました」とたたえました。
遠藤選手は、「まだプロになるという実感はわいていませんが、高校、大学と大きな大会で見てきた選手たちが活躍する姿を見て、自分も将来は世界で戦いたいという目標が生まれました。小さいころから憧れているタイガー・ウッズ選手のように、魅せるプレーができる選手になりたい」と話しています。