静岡キャンパスで「2025年度春学期学位授与式・修了証書授与式」を執り行いました

静岡キャンパスでは9月19日、「2025年度春学期学位授与式・修了証書授与式」を執り行いました。今学期は大学院海洋学研究科から2名が修了し、海洋学部から21名が卒業しました。また、乗船実習課程からは16名が修了しました。なお、同日には湘南キャンパスで、18日には熊本キャンパスと札幌キャンパスでも学位授与式を執り行いました。

8号館「PLAT」での式典では、齋藤寛海洋学部長(大学院海洋学研究科長)が学位記や修了証を授与しました。続いて川﨑一平副学長(静岡キャンパス長)が式辞を述べ、「人工知能やロボティクス技術が急速に発展し、その存在感は日に日に高まっています。確かに人工知能は高い精度で計算、分析、予測を行い、ときには我々が驚くような答えを導きます。しかし、皆さんは海を五感で感じながらさまざまな知識や人間関係を築いてきました。これらの経験から導き出される判断やスキルは大きな武器になります。これから始まる航海の支えになるので、ぜひ自信を持ってください」と語りました。さらに「社会に出てからは荒波に揉まれることもあるでしょう。そんなときは静岡キャンパスで感じた海風を思い出してください。皆さんは卒業後も東海大学の一員です。いつでも戻ってきてください」とメッセージを送りました。

式典を終えた卒業生からは「卒業する寂しさはありますが、先生や後輩たちから多くのエールをもらったので、大学時代の経験に自信を持って社会に出たい」「大学では多くの友人ができ、楽しい思い出ばかりです。成長した姿でまたキャンパスに遊びに来たい」といった声が聞かれました。