熊本キャンパスでは11月1日から3日まで、第53回建学祭「欅祭」を開催しました。今年のテーマは「彩響~色と音が織りなす、一つの物語~」で、欅祭に関わる一人ひとりの個性が重なり、互いに響き合うことで新たな感動を生み出したい、他大学や他キャンパスの建学祭に負けない「彩響(さいきょう)」の祭りにしたいという実行委員の思いが込められています。3日間で約3200名の来場がありました。






初日の「欅祭開催式」では木之内均副学長(九州キャンパス担当)が挨拶に立ち、「今年のテーマ『彩響』のとおり、皆さんの彩りが響き渡るように、3日間盛り上がり、楽しんでいきましょう」と学生たちに語りかけ、ステージに「建学の火」を灯しました。午後からは「欅祭スポーツフェス」を実施し、4人一組でミニゲームに挑戦する「イーストブルー」や豪華賞品が当たる「ビンゴ大会」も行いました。2日目は「ハーフウェイミュージッククラブ」によるライブや「和太鼓輝-HIKARI-」と「吹奏楽同好会」の演奏、「カラオケ大会」で盛り上がりを見せました。






最終日は、農学教育実習センターと欅祭実行委員会が製造したベーコンやヒレハム、ジャムの「加工品販売会」に早朝から長蛇の列ができ、ステージ上では、西原校区のシニアクラブの方々の歌や演劇で幕をあけ、メリーホッパーズによるバトントワリングやキッズダンスが披露され多くの来場者でにぎわいました。また、「ストリートダンス同好会」や「大食い大会」の決勝、「仮装大賞」のほか、「大西ライオン」「メンバー」「ニッポンの社長」による「芸能人ライブ」で会場は笑いに包まれました。最後は「肥後真狗舞によるYOSAKOI」を学生達も一緒に踊り、「欅祭閉会式」では実行委員が思い出を振り返りました。






3日間、学生サークルや研究室による模擬店、展示企画にも多くの来場がありました。「商品開発サークル」は建学祭限定で「キャラメルクレープアイス」と「みかんクレープアイス」を販売。総合農学研究所の今川和彦教授と研究員らは「あか牛のおいしさを学生に体験してほしい」とあか牛の丸焼きを、エコツーリズム研究会は「芳野マルシェ」と題して熊本市西区芳野地区のみかんや加工品を販売し、人気を博していました。
実行委員長の西武彦さん(文理融合学部3年次生)は、「晴天に恵まれ、例年より来場者が多く、とても盛り上がった3日間でした。ステージ企画には一般の方々も参加してくださり、約20年ぶりに復活した模擬店人気投票にも来場者の方々がたくさん協力してくれました。テーマの通り、学生も含めてそれぞれの個性が重なり、響き合うことで新たな感動を生み出せたと感じています」と語りました。



