東海大学の教員と大学院生が取り組むAIを活用した研究6件がこのほど、文部科学省「AI for Scienceによる科学研究革新プログラム AI for Science萌芽的挑戦研究創出事業(SPReAD)」に採択されました。SPReADは、AIの活用による科学研究の高度化・加速化を図るため、萌芽的・探索的な研究を機動的に支援し、日本独自の新たな研究シーズの創出を目指す事業です。文学、社会科学から自然科学までのあらゆる分野の研究者を対象とし、学生や大学院生らも応募可能とされています。
第1回公募では約1万6千件から456件(6月22日公表)、第2回は約1万8千件から656件が採択(8月18日公表)。本学からは、「臨床科学」領域に2件、「生命科学・薬学」「科学」「電気工学・電子工学・情報科学・コンピューターサイエンス」「社会科学」領域に各1件が選ばれました。
採択された課題と研究代表者は下記のとおりです。
【臨床科学】
「災害関連死低減を目指した災害支援看護師の暗黙知のAI抽出・体系化と要支援者検出の探索的研究」
医学部看護学科 大山 太教授
「蓄積された看護研究のAI全文解析による、看護師の看護実践能力の構造化と獲得経緯の可視化」
医学部看護学科 前田祐子助教
【生命科学・薬学】
「ヒット化合物逆解析AIによるフマル酸制御ネットワークの解明と代謝性動脈硬化創薬」
農学部食生命科学科 永井竜児教授
【化学】
「AIと実験を融合した自律設計ループによる単層カーボンナノチューブ熱電材料の逆設計と支配因子解明」
大学院工学研究科応用理化学専攻修士課程1年次生 江口明日夢
【電気工学・電子工学・情報科学・コンピューターサイエンス】
「可聴域音響検査解析モデルの構築―多チャネル音響計測に基づく汎用基盤モデルのPoC」
海洋研究所 酒井 彬准教授
【社会科学】
「AIによる自治体広報紙PDFの大規模分析と危機時広報の可視化」
文化社会学部広報メディア学科 野口将輝准教授