[熊本]「世界一行きたい科学広場in熊本2019」を開催しました

熊本キャンパスで8月8日に、「世界一行きたい科学広場in熊本2019」を開催しました。地域の子どもたちに科学の魅力やものづくりのおもしろさを伝えることを目的に、2014年から開催しています。今回は熊本、湘南、清水各キャンパスの学生や教職員、近隣の高校の生徒らが34のブースを出展。当日は約3000名が来場しました。

当日は、NPO法人ガリレオ工房の滝川洋二理事長(東海大学元教授)による「たのしいサイエンスショー」を開催し、光をテーマに「黒と白 見える?見えない? 光の世界」と題したさまざま科学実験を披露。来場した子どもたちには実験キットも配られ、親子で楽しむ様子が見られました。東海大学チャレンジセンターの学生たちも多くのブースを出展し、先端技術コミュニティACOTでは、自身の身体の動きと連動して画面上のキャラクターが動く「モーショントラッキング体験」やドローンの操縦の実演などを実施しました。また、湘南キャンパスを拠点に活動するサイエンスコミュニケーターは偏光板を使ったステンドグラスの製作体験ブースを、ユニークプロジェクトのポリへドロン工作隊はトランプを使った多面体を作成する体験コーナーを設営。さらに、清水キャンパスの海洋学部生によるユニークプロジェクトのワンダフル・マリンアニマルズは、サメやカメといった海洋生物のロボットをプールで泳がせ、集まった児童にそれぞれの生物の特徴を説明していました。また、熊本キャンパスの農学部応用動物科学科では動物の内臓をテーマにしたクイズを、基盤工学部医療福祉工学科では最新の医療機器の操作体験や手術着の試着ブースなどを用意し、多くの親子連れが来場していました。

参加した小学生は、「いろいろなブースがあってとても楽しかった。理科の宿題で自由研究があるので、今日教えてもらったことを参考にして頑張りたい」と笑顔で話していました。また、ブースの運営に当たったACOTの松田雄志さん(基盤工学部電気電子情報工学科2年次生)は、「理科の楽しさを伝えることはもちろんですが、実験中にはどんな危険があるのか、どういう準備が必要なのかなども伝えたいと考え、準備してきました。多くの親子連れが来場してくれてよかった」と話し、ワンダフル・マリンアニマルズの牧田嵩寛さん(海洋学部海洋生物学科3年次生)は、「全国各地で活動していますが、熊本の小学生はとても元気な印象でした。私たちの製作したロボットを見て、ぜひ本物の生き物も見に行ってほしい」と語りました。

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