国際文化学部卒業生の城山選手が走り幅跳びで日本記録を更新しました

国際文化学部卒業生で、北海道キャンパス陸上競技部出身の城山正太郎選手(ゼンリン)が、8月17日に福井県営陸上競技場で行われた陸上競技の記録会「ナイトゲームズ・イン福井」の走り幅跳びに出場。見事に8m40の日本新記録をマークし、9月27日からカタールのドーハで開催される世界選手権大会と来年の東京五輪への参加標準記録を突破しました。

大会当日は、1回目の跳躍で日本代表の橋岡優輝選手(日本大学)が8m32をマーク。27年間破られていなかった日本記録8m25を更新しました。この跳躍に、「自分もまけていられないと気持ちが入った」と城山選手。後方から真っ直ぐに吹く1.5mの追い風を背に受けて助走に入った3度目の跳躍で、8m40のビッグジャンプを成功させました。この記録は2016年のリオデジャネイロ五輪での優勝記録を2cm上回っています。

城山選手は、現在も札幌キャンパスを拠点に練習に励んでおり、指導する陸上競技部の広川龍太郎監督(国際文化学部教授)は、「大学に進学してきた当初からダイナミックなフォームでスピードのある選手でしたし、練習を見ていて、いつかは日本記録を超えるだろうと思ってました。城山自身もそのポテンシャルに気づいていたでしょうし、今回の記録は彼の努力の賜物です。世界大会でも好記録が出せるようこれからもサポートしていきます」と語り、城山選手は、「世界陸上や東京五輪でメダルを獲得するためには、連続して8m20を跳べるような安定感が必要。さらなる好記録を目指すのではなく、どのようなコンディションでも戦える強さを身につけていきたい」と語っています。

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