海洋学部生が「かに座」の種の解明に挑んだ成果が月刊天文雑誌「星ナビ」に掲載されました

2020年04月20日

海洋学部海洋生物学科4年次生の小島敦さんが、12星座の一つ「かに座」の絵に使われている種の解明に挑戦。昨年8月に長野県で開催された日本天文教育普及研究会年会で発表した研究内容を一般向けにまとめた投稿が、4月3日付で発行された「月刊星ナビ」5月号に掲載されました。

清水キャンパスの一般サークル「天文研究会」に所属する小島さんは、星空の観測とともに、独自に天文学史を研究してきました。今回の取り組みは、普段学んでいる海洋生物学と天文学を結びつけようと2018年度に調査を開始。近代の星図は製作者によって画風や色、星座の恰好、種類がそれぞれ異なるため、ヨーロッパの学者が描いた3つの星図に焦点を当てて種の同定に挑みました。「雑誌に掲載されたことで新しい研究分野として、多くの人に知ってもらえる機会となり、とてもうれしく思います。幅広い年代、職業の人が読むため、誰にでもわかりやすく、少しコミカルな内容になるように書きました。天文に興味がある人、絵を見ることが好きな人、海洋生物が好きな人など、趣味嗜好が違う人たち皆にこの分野の面白さが伝われば」とコメント。また、「最終学年となる今年度は卒業研究と並行して、うお座の種の同定にもチャレンジしたいと思っています。ギリシャ語の勉強も始めたので、古代ギリシャの天文学の文献を参考に、うお座の星図を調査していきたい」と新たな目標を語りました。

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