海洋学部の学生が「海と地球のシンポジウム」で学生優秀発表賞特別賞を受賞しました

海洋学部の佐藤寛之さん(3年=当時)が、3月12 、13日に東京大学弥生キャンパスで開催された「海と地球のシンポジウム」で学生優秀発表賞特別賞を受賞しました。このシンポジウムは、東大大気海洋研究所(AORI)と国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の共催で、JAMSTECが運用する研究船などをテーマにした研究・技術開発の成果が発表されます。 

将来、JAMSTECの有人潜水調査船パイロットを目指す佐藤さんは、今回のシンポジウムに向けて、「日本の有人潜水調査船の維持・開発の重要性とROV、AUVとの共存」をテーマにポスターをまとめました。遠隔操作型無人潜水機(ROV)や自律型無人潜水機(AUV)の開発が進む中、人の五感を使って調査できる有人船の強みと必要性を訴えました。受賞について佐藤さんは、「著名な専門家の方々にも発表を聞いてもらい、とてもうれしかった。発表後には多くの意見をいただき、非常に貴重な経験になりました」と語り、「今回の夢をかなえるための大きな一歩になった」と声を弾ませていました。