山田学長が「大学の約束 トップメッセージフォーラム2018 Part 2」で登壇しました

2018年12月25日

本学の山田清志学長が11月29日に、東京・大手町の日経ホールで開かれた日本経済新聞社主催の「大学の約束 トップメッセージフォーラム2018 Part 2」(共催:リクルートマーケティングパートナーズ、東海大学ほか)に登壇しました。「『グローバルで活躍し、未来を創る人材とは何か』 私たちとともに考えてみませんか~“世界基準”に向けた改革と社会の協働~」と題し、6つの大学から総長・学長が参加したほか、専門家らが各大学の取り組みや今後の展望について語った催しで、セッション1「次代に向けて~世界をキャンパスにした教育と大学の役割~」とセッション2「“世界標準”リーダー輩出に向けた大学改革と。社会との協働」の2部構成で行われました。

山田学長は、セッション1に長澤忠徳氏(武蔵野美術大学学長)と三木千壽氏(東京都市大学学長)、村上由美子氏(OECD東京センター所長)とともに登壇。世界基準の大学教育について語りました。最初に現代の問題として学生の「学ばない」意識が大きな問題となっており、不確定な時代だからこそ特定の専門分野をこえた教養教育が重要になっていると提起。本学がロシアや北欧諸国との国際協力に力を入れてきた歴史に触れ、今年8月に実施した「ウラジオストク研修航海」の実績を紹介し、「本学の所有する海洋調査研修船『望星丸』の船内で日露の学生が共同生活を送る中で、わずか8日間で学生同士の緊密度が増すなど大きな教育効果があった」と語りました。そのほかにも、タイのモンクット王ラカバン工科大学(KMIL)への支援を例に、「東南アジア地域での高等教育の質向上に力を入れてきた」と説明。近年では中東地域から同様のニーズが寄せられており、現在本学ではサウジアラビアから日本に留学している総数の4分の1にあたる約150名が学んでいることなどを紹介しました。さらに、今後の東海大学の方針として「QOL(人生の質)の向上に資する大学であることをグローバル・ブランディングの柱としつつ、「大学の教養教育の中に学生の疑似流動性の要素を持たせることで、グローバル社会で活躍できる人材を育てたいと考えています。先のウラジオストク航海でも船での教育は地上に比べて10倍にも及ぶ効果があり、学生たちはたくましくなって帰ってきました。そうした教育を実現するためにも、学生寮を活用した教育の導入も考えてきたい」と話しました。

その後、他の登壇者とともに世界基準のリーダーを育成する方策などについて意見を交換。山田学長は、「私は常に“ガッツのない人に繁栄はない”と考えてきました。その考えがそのまま今の学生に受け入れられるとは思いませんが、留学生を見ると彼らはやはりガッツがあります。昔のドラマ『コンバット』のサンダース軍曹は、どんなミッションを与えられてもしっかりグループを形成し、ミッションを成し遂げるリーダーとして描かれていました。今の日本では世界で活躍できる人材を育成すること自体が難しいかもしれませんが、本学ではどんな障害でも一つひとつ乗り越えていける人材を育成していきたい」と意欲を語りました。

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