湘南キャンパスで「みんなの学食プロジェクト」が新メニューの試食・評価会を実施しました

湘南キャンパスの学生会、教職員、学食運営会社による「みんなの学食プロジェクト」が1月23日に11号館食堂で、4月からの提供に向けた2020年新メニューの試食・評価会を実施しました。このプロジェクトは、株式会社富士サービスが展開する本キャンパスの5つの学食(8号館、11号館、14号館、ログハウス、コム・スクエア)のメニューに学生や教職員の声を反映し、味や価格、提供速度などを改善することで利用者の満足度を高めようと昨年6月に発足したものです。すでに活動している代々木キャンパスの「Y’Café美食プロジェクト」、高輪キャンパスの「Happy学食プロジェクト」、伊勢原キャンパスの「伊勢原Iコミュプロジェクト」、札幌キャンパスの「学食うまいものプロジェクト」とも連携し、来年度から春と秋の2回、プロジェクトで提案した新メニューが各学食で提供されます。

試食・評価会には、プロジェクトに参画している学生、教職員ら約20名が参加。はじめに、各キャンパスのプロジェクト発足に携わってきた学校法人東海大学の河部宣弘常務理事が、プロジェクトの設立経緯や概要、メニューの評価方法を説明。続いて内山秀一教学部長(体育学部教授)があいさつに立ち、「いよいよ湘南でも学食プロジェクトが始動します。ボリュームや味はもちろん、健康も考えられたメニューが提案されていると思います。今日は皆さんと忌憚のない意見を交わせればと思います」と話しました。

試食・評価会では、「春キャベツ入り肉団子の甘酢あん」「菜の花ベーコンクリームパスタ」「ミートソースのペンネグラタン」「いちごのムース」「桜の杏仁豆腐」など、学生会提案メニューを中心に、プロジェクトメンバーの考案によるメニュー36品が登場。各食堂で5品ずつ計25品に絞るため、「見た目」「味」「量」の3項目を採点していきました。参加した中川綾さん(工学部4年次生)は、「学生会では、レシピサイトを調べるなどして春らしさを重視したメニューを考えました。味はもちろん、バリエーションが豊富だと学生の満足度が上がると思うので、4月からの提供開始に期待がふくらみます」と話します。また、太田俊平さん(政治経済学部3年次生)は、「自分は注文するメニューが定番化しているので、新しいメニューが登場するのはとてもうれしい。5つの食堂でそれぞれ新メニューが出るので、『今日はどの学食に行こう?』と選ぶ楽しみも増えると思います」と期待を寄せました。

新メニューの提供は、4月中旬から始める予定です。