モンゴルの新モンゴル学園高校・高専の生徒を対象にした短期研修プログラムを実施しました

東海大学では10月11日から18日まで、モンゴルの新モンゴル学園高校、同高専の生徒を対象にした短期研修プログラムを実施しました。新モンゴル学園は、2000年に日本式の教育を施す高等学校として誕生。現在は小学校と中学校を併設しているほか昨年9月には高等専門学校と大学を開設し、15年で300名以上の卒業生を留学生として日本に送っています。本学とは2014年3月に協定を締結しています。今回の研修は、工学部と情報通信学部、付属高輪台高校での研修や企業などの視察を通して日本の先端技術を学んでもらうことを目的に、科学技術振興機構の公募事業「さくらサイエンスプログラム」の採択を受けて実施したものです。

プログラムには生徒10名が参加。湘南キャンパスで工学部精密工学科の山本佳男教授、総合科学技術研究機構の森阪匡通講師、工学部動力機械工学科の長谷川真也講師、同応用化学科の岡本陽介講師によるレクチャーを受けたほか、工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻のフライトシミュレーターやマイクロナノ研究開発センターを見学。神奈川県内にある日産自動車の横浜工場、湘南ロボケアセンターなども視察しました。また、付属高輪台高校では英語や音楽、生物の授業を受けたほか、柔道の稽古などにも参加しました。さらに高輪キャンパスの情報通信学部では、付属高輪台高校の生徒とともに情報メディア学科の濱本和彦教授によるバーチャルリアリティーに関する講義も受講し、実際に機器を体験しながら最先端の情報機器の活用法について知見を深めました。

参加した生徒たちは、「モンゴルには東海大学のような大規模なキャンパスを持つ大学は少なく、湘南キャンパスを見学してとても驚きました。また高輪キャンパスのように近代的なビルディングの中で学業に励むことができる環境も魅力的です」「モンゴルでも日本語を勉強してきているので同年代の高校生とも交流でき、とても充実した研修になりました。将来は東海大学に留学して、ナノ・テクノロジーの研究に取り組みたい」と話していました。

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